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 ゆうしゃレクトは、このえぐんのしょうぐんにあいにいきました。


「まおうをたおすために、きょうりょくしてもらいたい」


 しょうぐんは、ゆうしゃレクトにききました。


「われわれは、なにをすればいいのか」


 ゆうしゃレクトは、こたえました。


「まおうじょうのまわりにいるまものをひきつけて、まおうじょうからひきはなしてほしい。そのすきに、おれたちがまおうじょうにとつにゅうし、まおうをたおす」


 しょうぐんは、いいました。


「まもののかずはとてもおおい。まともにたたかえば、われわれはぜんめつしてしまう」


 ゆうしゃレクトは、いいました。


「まともにたたかうひつようはない。まものとたたかいながらすこしずつみなみにさがればいい。こうすれば、ぜんめつせずに、まものをまおうじょうからひきはなすことができる」


 しょうぐんは、うなずきました。


「たしかに、そのほうほうなら、ぜんめつせずにまものをひきつけることができる。わかった。ぐんは、あなたたちにきょうりょくしよう」


 ゆうしゃレクトは、いいました。


「ありがとう。これで、まおうをたおせる」

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― 新着の感想 ―
子ども向けの小説なのかな?と読んでいったらびっくり。 ただ頼み込むだけでなく、「全滅を避けるために戦いながら少しずつ南へ退却し、魔物を魔王城から誘き寄せる」という囮作戦を提示する展開が緻密! 無理…
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