前へ目次 PR 43/43 八月三十二日 絵:白い。 紙の上に、何もありませんでした。 色鉛筆を置いたら、ゆっくり転がりました。 転がったあとにできた線は、見えませんでした。 紙の端だけ、すこしあたたかかったです。 天気: 気温: 内容:今日は、ぼくを描こうと思いました。 でも、顔が思い出せませんでした。 思い出そうとしたら、頭の中が白くなりました。 白いのは紙だけだと思っていたけれど、どこまでが紙で、どこまでがぼくなのか、すこし分からなくなりました。 ※紙の裏も、白いままでした。