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『ぼくの滅びゆく世界の観察日記』  作者: 比古狭霧


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18/19

八月七日

絵:駅のホーム。

ホームの黄色い線が、昨日より少し白く見えました。

黄色を重ねても、同じところだけ白いままでした。

柱の影は細くて、床の白いところにまざっていました。

影の端がゆれているように見えました。


天気:晴れ

気温:あつい日でした。


内容:駅で電車を待ちました。

ホームの黄色い線がうすくて、近づいても少しぼやけていました。

電車が来る音が弱くて、遠くのままのように感じました。

人が並んでいましたが、足音がほとんど聞こえませんでした。

電車のドアが開く音も小さくて、空気が軽くなったように思いました。

帰るとき、黄色い線は同じうすさのままでした。

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