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「ご主人様 まだ 戦えますが?」
「いや 今日はここまでにしよう 昼食を食べてから王都見学でいいんじゃないかな 美味しいおやつを探さないといけないだろ」
フィレは不思議そうな顔をしていたが
すぐにコクリと頷き ミア クロエに
「お昼から おやつ探しだって」
ミアとクロエは笑顔で
「おやつ~」っとはしゃぎまわっている
月曜日は無理してもいいけど その後はやり直すのが面倒だからね
ギルドに立ち寄ってみると
ざわざわとしていた
王都のギルドなので 人が多く 元々騒がしいのだが
・・・
理由は王族からの依頼だった
飛竜の卵を1つ持ち帰ること
報酬 20億エン
更に 王家専用の店のメンバーズカード
これがあれば 王家専用の店に入ることが出来 買い物が自由に出来るそうだ
(へぇ~ これがあれば 美味しいおやつが買えるのかな まあ 今日は木曜日 面倒だな)
・・・
俺には関係ないと思っていたのだが
・・・
月曜日にギルドを覗くと
(あれっ まだ 誰も達成出来ていないのか)
ギルド職員に話を聞くと 飛竜の卵の価値は5億程度 お得な依頼なのだが
飛竜がいる西の山に 黒大狼の魔物の群が他の場所から移動してきて危険が増しているのだと
明後日 城で開催されるパーティーの料理に必要なんだと 頭を抱えながら教えてくれてた
(お得なのか 20億エンか う~ん この王都もカジノがあるから そっちの方が楽そうだけど ・・・)
悩んだが依頼は受けないことにした
のだが
・・・
火曜日にギルドに行くと 悔しがっている冒険者達が
「くそっ 後少しだったのに せっかく 黒大狼の魔物の群を全滅させたのに あ~ ムカつく~」
聞けば 後一歩のところで 飛竜が巣に戻ってきたのだと
飛竜は夕方になると食事を取るために 20分くらい巣から離れるそうなのだが
運悪く すぐに戻ってきたのだと
・・・
(それなら 俺にもチャンスが)
・・・
俺はミアを抱きかかえて ベットに ・・・
もちろん 月曜日に戻ることが出来たよ
・・・
俺もギルドで依頼を受ける
「ほう 君もねぇ 今朝 30人の冒険者が共同でこの依頼を成功させるために出かけたぞ 今から行っても間に合わないかもな まあ 依頼が完了していても 飛竜の卵は1つ5億エンで買取ることが出来るからな まあ 頑張ってくれ」
(それは 知ってるよ もう 20回以上 聞いたよ~)
・・・
(この時間に街を出るのがベストなんだよね)
・・・
俺が山に入ると 黒大狼の魔物の死体と重傷を負った冒険者が8人
俺は近づき B級ポーションを渡す
(ここが 重要なポイントだね)
(彼らは 後で俺の味方をしてくれるからね)
俺は遠回りになるが 山の反対側から登っていく
山頂まで あと少しの時
空に 巨大な魔物が 飛竜が
イベントだからなのか 戦闘が始まっていないのに飛竜が見える
(どうなってるんだろうね~)
山頂の方へと飛んで行く
その後 すぐに 悲鳴が聞こえた
(よし チャンスだね)
俺は 全力で山頂を目指す
(成功 成功)
飛竜は冒険者達に攻撃を仕掛けている
俺はその隙に巣から飛竜の卵を2つ 1つは装備バッグの中に ついでに落ちている飛竜の羽も装備バッグに入れていく もう1つの卵は腕に抱えて 走って山を下る
飛竜はまだ 俺に気づいていない
山を抜け 王都まで繋がる道に辿り着く
その時 空から飛竜がこっちに
(ここは 5回もやり直したからね~)
俺は目立つ場所に 飛竜の卵を丁寧に置き 隠れる
・・・
飛竜は卵を見つけ 大事そうに持ち 辺りをきょろきょろと見回していたが しばらくすると山頂へと戻っていった
・・・
(成功 成功)
ギルドに入ると 悔しがっている冒険者達が
そして 8人の冒険者達が俺の側に来て頭を下げてきた
「ありがとうございました 命拾いしましたよ これは 少ないですがお礼です」
「無事でよかったですね 俺も飛竜と戦い危なかったですけどね」
「えっ 飛竜とですか それは凄い もしかして」
「ええ 倒せませんでしたが 依頼は達成出来ましたよ」
悔しがっていた冒険者達がそれを聞き 睨みながら近づいてきて
文句を言い始めたのだが すぐに8人の冒険者が俺の味方を
「彼が 俺達の邪魔をしたと言いたいのか そんな嘘をついて恥ずかしくないのか 彼は俺達を助けてくれた お前達は俺達を見捨てて山に登っていったのにな」
8人の冒険者達は もう1度俺に頭を下げ
「すまない 彼らは依頼を失敗して 頭に血が上っているだけなんだ 許してやってくれ」
「俺は気にしてませんよ みんな 無事でよかったじゃないですか 命があれば 依頼はまた次がんばればいいですからね」
俺は受付に行き 依頼が達成したことを報告
そして 装備バックから飛竜の卵を取り出した




