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「ご主人様 さすがに もう少しだけ戦いませんか?」
「いや 今日はこれくらいで それより 凄い店に入れるようになったんだ 美味しいおやつが買えるかもね」
ミアとクロエは嬉しそうに
「おやつ~ おやつ~」っと走り回る
フィレは不思議そうな顔で
「レベル上げをしなくていいのですか?」
俺はフィレの頭を撫でながら
「月曜日に頑張っただろ 次の月曜日までは このペースで行くから そのつもりでな」
「えっ 月曜日ですか は はい」
・・・
(飛竜の卵イベントは面倒だから 絶対にやり直したくないんだよね~)
ギルドで教えて貰った店に行くと
ミアとクロエが落ち込んだ顔に
(あれ~ 武具屋?)
沢山の高級装備が並んでいる
フィレは嬉しそうに
「ご主人様 これ 新品のオリハルコンの剣ですよ それに こっちは太陽の杖 あっ こっちは 精霊の杖」
(おっ たしかに って たかっ オリハルコンの剣が20億エン?たしか 10億エンって聞いたことあるけど ・・・)
俺が驚いていると 店員さんが笑いながら
ここにある装備は特注品で 柄や鞘等もこだわっていると
鞘には修復機能があり 耐久度95%以上なら 鞘に入れておけば回復させることが出来ると
(たしかに 便利そうだけど 高すぎだよね~ まあ 王族なら見栄えも大事なのかな?)
美味しいおやつが買える店はないかと聞いてみると
笑いながら 場所を教えてくれた
王家専用の店で 可愛いメイド達が買いに来ていた
お菓子の甘い匂いなのか 可愛いメイドから出ている匂いなのか分からないが ここは天国のようだね
メイドに触ってしまわないように フィレを抱きしめ 順番を待つことにした
ミアとクロエは次々に選んでいく
フィレは目をキラキラと輝かせているが
「ご主人様 高いですが」っと
「構わないよ 依頼が成功したからね お金はたっぷりあるよ 遠慮はしないでいいからね」
フィレは嬉しそうに ショーケースに張り付き 選んでいく
俺は仲間達に任せて 離れてみていると
つんつん っと俺の背中を
振り向くと可愛いメイドさんが
メイドさんは いきなり 俺に
「ねぇ あなたは 日本人?」っと
「えっ え~っと 君は?」
「あっ そうね 私はミサキ 英雄のミサキよ 知っているかな?」
(ミサキ? 英雄って ことは ミサキで英雄だから 日本人ってことでいいのかな?)
「ミサキさんは日本人なんですか?」
「そうよ あなたもでしょ」
「まあ そうかな」
「やっぱり え~と 名前は あつし っていうのね ねぇ お願いがあるんだけど いいかな?」
「えっ お願い?」
「うん お菓子作りに必要な材料が欲しいの トマルのダンジョンの85階より下に出るカコカコという魔物を倒して欲しいのよ カコカコの実を落とすから それを取ってきて欲しいの」
(えっ 倒す?)
「え~っと それは 宝箱に入っているのかな? 倒さないと手に入らない物なのかな?」
「倒せば手に入るから簡単でしょ たしか 50%以上の確率で落とすって言ってたかな?」
「そ そうなんだ すいませんが 俺は弱いので その魔物に勝てませんよ」
「えっ 英雄なのに まだ 来たばかりなの?」
「え~っと 英雄じゃないんですよ 迷いこんできたのかな~ え~っと」
「迷子なの? 召喚以外にも ここに来る方法があるの? それとも 召喚されたことに気づいてないとか?」
「迷子って う~ん そうかもね 起きたら この世界の小さな村の宿のベッドだったんですよ」
「へぇ~ そうなんだ う~ん 仕方ないわね いいわ ありがとう ギルドに依頼するよ」
ミサキさんは笑顔で手を振りながら 店を出ていった
(可愛かったな~ 他にも沢山の日本人がいるのかな 異世界人って 日本人のみなのかな?)




