お茶会 裏
別室にて
「あの、アルシーどうしたの?」
「ヴィア、ナミ、今から言うことは他言しちゃだめよ」
「「は、はい」」
「ルルなんだけどね、彼女、王族なの」
「「!!!!」」
「わかった? 私たちが何をしたいのか」
「い、いえ…」
「わからないわ…」
「私たちは、女王陛下より、ルルの安全を確かにするように仰せられたの」
「私たちに何かしろと?」
「そういうことじゃないわ、ただ、ルルと友達になってほしいのよ」
「ルルと、ね」
「何か問題ある?」
「いえ、そう言う訳じゃないんだけど、ルルって結構周りから無視されがちなの」
「そうなの?!」
「ええ、陸軍省の奴の息子が視線が気に食わんって言ってね……」
「ふふふ、それ、死亡フラグね」
「「……」」
「あら、どうしたの?」
「いや、アルシーがいうと冗談じゃなくなりそうで……」
「もちろん本気よ」
「「…………」」
「さて、陛下への報告書も作らないと…ふふ」
(ナミ、これから、アルシー様への対応を間違えないでね!)
(も、もちろんですよ!)
(さっそくルル殿下の対応の話し合いよ!)
(では、取り巻き共を……)
(な、ナミ! 他言してはいけないでしょ!)
(そ、そうですけど!!!)
「あら、どうしたの?」
「なんでもないわ」
「そう、ならいいわ」
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アルシーはこの時、冗談を言ったつもりだった
まあ、雰囲気と彼女の影響力を考えると、冗談で終わると考える方が難しい
従って、オクタヴィア達が本気で動くのは半ば必然であり
ルルにしても、無視せずに関わってきてくれる彼女たちと打ち解けるのは時間の問題だけになるのだった
そして、オクタヴィアは……
「私って、ほんと損な役回りね……」
(ホント、ヴィアってそういう星の元に生まれたのかな……)
「まあ、ナミも居るし! 頑張るわよ!」
(わ、私も?!)
苦労人という言葉が相応しい状態が確立されつつあったのであった




