授業? 何を言う、特訓に決まってるわ!
アルシーにとって教育とは、即ちルーミア、ルナンである
それが何を意味しているのか……
つまり……
「ルイス! さっきから言ってるだろ! 氷刃が厚すぎる!」
「くっ!」
「一本落ちたぞ! しっかり集中しやがれ!」
「こんなの、授業じゃ無い……」
「授業? 何を言う、特訓に決まってるわ!」
「くそおおお!」
「文句は後だ!」
「後で覚えてろおお」
超絶的にスパルタだった
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一方、マリエールとシルベリータ
「マリ、先ずは水球出してみてー」
「わかったわ、"水よ集まれ"」
ピチャッ
「綺麗な球だね!」
「ありがとう」
「私やアルシーよりも綺麗だよ、マリは魔法の精度が高いのね!」
「え! そうなのかしら?」
「アーシャ先生が言ってたから間違いないとおもうよ! 何でも初級魔法の精度がその後の魔法精度の根底なんだって」
「そうなのね」
「マリはどうする?」
「どうするとは?」
「中級魔法の性質だよ!」
「?」
「攻撃魔法か水の場合だったら回復系の魔法かだよ」
「そうね……」
「私は回復系の方が得意なんだけどね」
「じゃあそちらでお願いしますね」
「分かった!」
二人の訓練はシルベリータがマリエールに合わせて丁寧に行われたのだった
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さてルイスがこの緩く朗らかな光景を見たら一体何と言うだろうか……
少なくとも
「この差は何だ!」
と叫ぶか、項垂れるかは容易に想像できる事であった
しかし、訓練後アルシーが
「ルイス、よく頑張ったね!」
と満年の笑みで笑いかけた、ただそれだけで
(あの笑顔が見れるなら良いか……)
と思っていたことは誰にも分からない事であった




