氷魔法というより……
基本的に一期生達の授業は一週間を通して初級魔法の練習に充てるのが一般的である
故にアルシーたちのクラスにおいてもそれが当てはまるわけではあるのだが……
「今日の授業は自分の適性魔法の練習に充てようと思います」
「えっと、先生」
「アルシーとシルベリータは好きにしてて良いですよ、何かわからないことが有れば聞いて下さい」
「「はい!」」
「ルイスと、マリエールは中級魔法に取り掛かってもらっても大丈夫です」
「「はい!」」
「さて、他の人は何をどうすれば良いかわからないと思うので私について来てください」
「「「「「「はい!」」」」」」
そういってマリアは6人を連れて別の部屋に入って行った
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「アルシー、シル、良ければ俺とマリに魔法を教えてくれないか?」
「いいわよ、ねえシル?」
「うん!」
「ありがとう、それでなんだが俺は今日は氷を練習したい」
「じゃあ私ね、私も今日は氷魔法の精度強化に充てたかったから」
「すまんな」
「マリはどうするの?」
「シルの適正ってなんでしたか?」
「私はね風、土、水だよ!」
「では、水をお願いします」
「わかった!」
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「さて、ルイス、どの魔法がやりたい?」
「そうだな……何がある?」
「うーん、攻撃魔法か、それ以外かで変わるのだけど」
「どっちが得意だ?」
「え? もちろん攻撃魔法!」
「じゃあそれで頼む(もちろんってなんだよ……)」
「じゃあ、一番簡単なやつにしようか」
「ああ」
「じゃあ先ずは見せるね”氷となりし我が剣よ敵を裂け”」
ザクザクザク
アルシーは目の前に置いていた目標物に対して魔法を放った
「これが中級魔法のひとつのアイシクルソードよ」
「ほう」
「この魔法の他と違うところなんだけど、この魔法は氷魔法で生成した剣を自在に操作するところが他とは違うところ」
「それ、氷魔法と言うより……」
「でもねルイスこの魔法で確かに他の物、まあ本物の剣を操作するのは可能なんだけどね、氷の剣のほうが重さ、強度、数この点において優位なの」
「ほう」
「放てば終わりの魔法じゃない分、個人の技量によるの」
「だからさっき精度を上げたいって言っていたのか」
「ええ」
「使用魔力量は?」
「剣一本について大体アイスボール一個ぐらいよ」
「へえー結構お手軽?」
「かなりね」
「わかった、ご鞭撻よろしく頼む」
「任せなさい!」
こうしてアルシーはこの時間、ルイスの先生になった




