都合ですか? もちろんつけます!
翌日
アルシー達の部屋
昨日のルーミアの指導は前回よりも丁寧に行われていた
どれほどのものなのかということに関しては明言は避けるが……
「アルシー様、起きてくださいよ!」
「後、少し……」
「アルシー様!」
今更ではあるけれどもアルシーは朝がすごく弱い
「起きないなら……ルナンさんに…」
「起きた! 起きたから! ね、ね!」
(アルシーてすごく単純なところもあるのよね)
「さ、朝食が届いていますから、早く食べましょう! ミーナ様も待たせてしまってすみません」
「別に気にしてませんよ」
「ミーナ、ごめんね、いつもいつも」
「もう慣れたわ」
「え、あ、その」
(朝のアルシーにしか勝てる時がないものね……)
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シルベリータの部屋の前
「シルー、おはよう!」
「あ、アルシーおはよう! ミーナも」
「おはよう、シル」
「ルーネもおはよう!」
「あ、おはようございますー、ミーナも」
「うん、おはよう」
この光景はすでに日常化しているものである
そして……
(本日もアルシー様とシルベリータ様に近づけませんわ!)
(でも、お父様達からは何が何でもつなぎをと言われて……)
(わかってますわ! だから私たちはこうして集まっているのではありませんか!)
(でも、オクタヴィア様、私たちはAAAクラス、なかなかあの方たちと会えないのですよ)
(こんなところで引き下がっては伯爵家の矜持が……)
(私たちのような人たちの集団は既に15人に達しました、ここではやはり一番爵位の高いオクダヴィア様が最初に……)
(貴方たち、そういう都合のいい時にだけ私を……いいですわ! あなたたちに見せつけてあげますわ!)
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教室へと続く道にて
「あ、あの、すみませんが、アルシー様とシルベリータ様で間違いないでしょうか?」
「ええ、私がアルシー・ラ・ジャンヴァルディよ、そして」
「シルベリータ・イル・フォンダーです」
「こ、これは失礼を、私が先に名乗らなくてはいけないのに……オクタヴィア・ラン・ジョゼと申します」
「それで、私たちに何か用かしら?」
「は、はい、今度王都の屋敷にて食事会を催すのですが、よければ是非お二方に出席していただけないかと……」
「ふふ、どうしようかしら」
「アルシーが行くなら私は行くよー」
「!」
「あら、シルがそういうなら……そうですわね、貴方クラスは?」
「あ、はい! AAAです」
「今日の授業の後、私たちに付き合ってもらえるかしら?」
「きょ、今日ですか?」
「ええ、都合はつくかしら?」
「は、はい!」




