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次の授業は!

教室にて


「はは、それは大変だったな!」


「大変だったじゃないわよ、薄々は考えていたけど本当に使うなんて思う?」


「確かにな、それで彼女たちには伝えてんのか? この杖一本で公爵領が買える」


「言えるわけないじゃない、ミーナ達を疑ってるわけじゃないけどもしこれが漏れたらシルが危険になるじゃない」


(それはお前もなんだが)


「まあいいだろ、にしてもアーシャ教授の杖は違うな」


「そう?」


「ああ、今まで使っていた杖がおもちゃみたいだよ」


「へえ」


「ところで、シル達は?」


「ああ、今マリを起こしに行ってるわよ」


「え?」


「いつまでたっても部屋から出てこないのよ、で私は先に行ってもし、間に合わなかった時の説明役というわけ」


「しかし、寝坊とは」


「仕方ないじゃない、昨日は気が張って疲れたと思うわ」


「確かにな」


「本当は貴方が起こしに行けば一番いいのだけど、女子寮は男子禁制だからね」


「それは分かってる」


「ならいいわ」


「それにしてもだ、今日の茶会は……」


「それは言わないで」


「マリにはどう言っているんだ?」


「特には、あの子にはそういうことは言わない方がいいと思うの」


「まあ、そうだろうな」


「今日の授業も最初の説明のようね」


「そうだな」


「まあ、なるようになるでしょ」


「楽観的だな……」


「いまから考えても回避できるわけでもないじゃない、なら受け入れるしかないわ!」



=================================



「今日の授業を担当するルーシャ・ノイ・ラガシュだ、主に私が担当する授業は初級魔法から上級魔法だ、このクラスでは既に上級の者もいるとアーシャ教諭より伺っている」


(だからなんで言うかな! あの人……)


「そのためこのクラスの魔法習熟度は天地のように開いている、しかし平民諸君それは心配するな、このクラスに選ばれたという事はみなそれだけの能力がある証拠でありけっして劣っているわけではないのだ、故にこのクラスの教育は個別指導という形を取るが異論はないな?」


「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」


「よろしい、では早速だが、教科書はあるか?」


「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」


「ほう、全員が持っているのか、なら早い、この中で適正魔法を知らない者は?」


ミーナ、ルーネを含めた平民たちが手を挙げた


「よし、なら今から回す紙を杖で触ってみてくれ」




「アルシー私たちあんなのしたっけ?」


「いえ、してないね」


「私はしましたよ」


「俺もだ」


「「え?」」


「どうかしたのか?」


「先生、私たちこの測定してないのですけど」


「ああ、お前はアーシャ教諭の娘だったな、教諭はいろいろと規格外、まあ一回魔力を感じれば9割の事は分かるそうだ」


「それは何というか」


「すごいね!」


((すごいどころじゃねーよ!))








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