魔術の授業です
そのまま授業に入った
「今日の目的の大半はクラスでの自己紹介というものなのですが、それは達成されました。ですので、本日は私の担当である魔術の適正検査とその授業をしたいと思います」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
「ではまずはアルシー様から」
「先生、よろしいですか?」
「なんでしょうか?」
「私たち、ルイスも含めてこのクラスでは様は無しでお願いします、私たちは此処へ教育を受けに来ている立場であり、教壇へ立つ者への敬意を抱いております、ですので私たちを特別扱いしてほしくないのです」
「…………わかったわ、じゃあ気を取り直して、アルシーから」
「はい!」
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その後全員の適正検査が終わった
光適正
アルシー、シルベリータ、、カイン、フェンリ
闇適正
ルイス、マリエール、ルーネ、ミーナ、ケイ、ヴァイス
という結果になった
「基本的にに魔術は適正が無くても使用することができます、しかし、威力は半減するという事を覚えておいて下さい」
「はい!」(一同)
(俺とシルは予習済みなんだけどね……)
「また、魔術を本格的に学ぶのは中級魔法のレベルに達してからです、それまではひたすら魔術の理論について学習します」
「先生、何故中級のレベルに達してからなのですか?」
「いい質問ですね、カイン、それは魔術の制御が魔法よりも数段難しいからです、また、魔法には失敗のリスクはありませんが、魔術には少ないながらもリスクがあるのでこの学園ではそういう決まりになっているのです」
「へえ」
「しかし、今日は教科書がないですので……私が使える魔術を見せましょう、今からやるのは詠唱型の光魔術の『光雨』です。この魔術について知っている人はいますか? はい、ルーネ」
ルーネが手をあげていた
「光雨は光属性を持ちながらそれに聖属性の魔法を付与できる魔術で主にアンデット族モンスターの殲滅に用いられる魔術だと思います」
「正解! よく知っているわね!」
「は、はい!」
(シルに言ったけど大丈夫かな? できるだけ喋らないようにって……)
「じゃあ見せるわね”光輝く雨が降る”」
マリアが古代語で詠唱すると教壇とアルシー達の席の間に光の雨が降った
(へえ、範囲指定まで無詠唱でやるなんて……すごいな)
(アルシー、私、あれはできないよ……)
(それは当たり前じゃない、私たちの先生よ)
(そうだね!)
「すごいですわ……」
「なんてこった……あ、いえなんでもありません」
「「「「「「?」」」」」」
「平民のみなさんと貴族の方には大きな差が既にあります」
「どうしてですか?」
「貴族の風習に5歳から魔法の教育を始めるというものがあります」
「「「「え!」」」」
「ですので、貴族の方は初級魔法までは習得している方が大半でたまに一部の中級魔法も使える人もいるそうです」
(ちょっと、ミーナ、シル達この前空属性の魔法使ってなかった?)
(うん……上級の魔法よね)
(中級が稀なんだよ! じゃあシル達って……)
(考えたくないけど、やっぱり普通じゃないってことよね)
「そして教会関係者は聖属性の上級魔法を使える方も数十年に一人ほどいるそうです、空属性は未だに数えるほどしかいないそうです」
(ふぇ! じゃ、じゃあ、アルシーは……)
(シルは……)
「あ、アルシーとシルベリータはアーシャ教授からいろいろと伺っているので実力を隠さなくてもいいですよ」
「「え!」」
(俺の自由があああ!)
アーシャにはアルシーのちょっと楽しようという考えは筒抜けなのであった




