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腹を括りましょう

アルシーとミーナ部屋にて


「アルシー!」


「シル? どうしたの、さっきここで喋ったばかりじゃない?」


「そうだけど、今からルーネも家に行こ!」


「今から?」

(急にどうしたんだ?)


「うん! 夕飯まで時間あるし、ルーネの家ってお店なんだって!」


「そうなの、で行こうということね」


「うん!」


「ミーナもね!」


「私も?」


「うん! 皆で行こ!」


「でも、シル、私と貴方の外出用の服がないわよ」


「え!」


「あ、アルシー様、それは大丈夫ですよー」


「ルーミア?」


「先ほど届いた自宅からの荷にアルシー様とシルベリータ様の服が入っていましたから」


「やったー! これで行けるね!」


「そうね、ルーミア、準備をお願いね」


「わかりました」


((どんどん話が進んでいくよ(ね)))


「着付けはいかがしましょうか?」


「二人でできるわよ」


「そうでしたね」


「ミーナ、ルーネ、ちょっと待っててね!」


「「う、うん」」


そう言って二人は寝室へと入っていった


「お二人ともすみません」


「え? どうして謝るのですか?」


「また急に決まってしまいましたから」


「は、はは、そうですよね」


「しかも、私の家だよお」


「そちらにはサーシャさんが向かったのですか?」


「向かいましたよ……」


「ならもう逃げも隠れもできませんね」


「そんなあ」


「あ、後、アルシー様が気に入れば多分実家から凄い贔屓にされます」


「侯爵家から……」


「まあ、そうなればすごいことになると思うけどねー」


「え?」


「あ、いえ、すみません、なんでもないですよ」


「あの、ルーミアさん、ふつう貴族って自分たちで着付けってできるものですか?」


「多分できませんね」


「やっぱり……」


そうして


「着替え終わったよ!」


「ルーミア、馬車の用意を」


「はい!」


「じゃあ、皆行きましょうか」


「う、うん」


(ルーネがかわいそうだけど……どうしようもないのよね、というより私も行ってみたかったのよ)


「アルシー様、いつも場所に付けるので先に行っていてください」


「わかったわ」


アルシー達は学園の裏手にある馬車乗り場に向かって歩き出したのだった



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