ルーミアの授業その3
「アルシー、二人は大丈夫かな?」
「案外死屍累々が転がってたりしてね」
「いくらなんでもそれは無いよー」
「ふふ、そうね」
それはフラグというものだったのだろう
アルシーとシルベリータはそのままアルシーの部屋に入った
「ルーミア、ただいまー……あ」
「アルシー様、おかえりなさい」
「アルシーどうしたの? うわぁ……」
「シルベリータ様どうかなさいましたか?」
「うん……アルシーの冗談が冗談じゃなかったよ!」
そこには二人の躯が転がっていた
「ミーナ、ルーネ……」
「死んじゃったの……」
「「死んでない!」」
「あら? まだまだ、元気なのですね」
「「違います……」」
「ふふ、仲が良さそうね」
「アルシーこんなの聞いてないよ……」
「ほんとだよ……」
「あら、私もシルもそれとなく言い含めたつもりだったのだけどね、ふふ」
(まあ、教えてたら素直にルーミアの特訓受けると思ってなかったしな)
「それでルーミア、二人の出来はどうだったの?」
「はい! お二人とも呑み込みが早かったので明日から食堂で食べても問題ないですね」
「「え?」」
「あら、どうしたのルーミアが褒めてるのにそんな顔しして」
「いや、でも……」
「ルーミアさんは……」
「さっきまでのですか? あれは演技です」
「「…………」」
「ルーミアさんの演技は怖いもんね!」
「そうね、シル、私たちも一回泣かされたもんね」
「うん! でも、ルーミアさんは優しい人だもん」
「それはわかってるわよ」
「ありがとうございます、シルベリータ様」
「「そんなのないよーーー」」
二人の少女が叫ぶのも無理もない事だった
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「学校の授業はいつからだったかしら?」
「確か、明後日だったと思うよ」
シルベリータとルーネもアルシーの部屋でお茶をしている
「アルシー、明日の予定は?」
「特に無いわよ、シルどうしたの?」
「一緒に行きたい所があるの!」
「いいわよ」
「二人はどうする?」
「何処に行くの?」
「えっとね……アルシーのお母様のところ」
「アルシーのお母さん?」
「うん!」
「どんな人なの?」
「えっと、なんだったっけ……」
「ふふ、シル、名誉教授よ」
「そうそう!」
「「名誉教授!?」」
「そうよ」
「授業受け持つって言ってたよ!」
「でもシル、どうして?」
「えっと……課題渡すって」
「ああ……そういうこと」
(しかしなんで娘に言わんかね)
「ルイス閣下の言っていたことが」
「すごく実感できたよお……」
彼女たちは自分たちの運命に嘆いていた




