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皆さん反省するべきです

「その魔法なんだけれど、ステータスという魔法なの」


「先生、どういう魔法なのですか?」


「自分のスキルのLvとかが分かる魔法よ」


(やっぱりありましたか……)


「母上、この魔法も呪文を唱えるのですか?」


「いいえ、違うわ、この魔法は念じるだけで発動するの」


「では、どのようにして会得するのですか?」


「ここにスクロールと言われる物があるわ、これを読めば会得できるはずよ」


(そういうのもあるんだ)


「先生! 早くしないと! 集合まで時間が!」


「あ、そうだったわね! さあ、二人とも早く読みなさい!」


こういうごたごたがあったが、アルシーとシルベリータは問題なく魔法を会得した



====================================


「そういう訳だから、私たちまだちゃんとこの魔法練習していないのよ」


「ほう、名誉教授らしいミスですね」


「先生らしい?」


「ええ、アーシャ教授にとっては最早ステータスと言う魔法は使うことが無いんでしょうね、自分の実力はよく分かっているのでしょう」


「まあ、そうだと思うわ」


「しかし、教授も危ない事をなされましたね」


「どういうこと?」


「この基礎能力測定はステータスの魔法を使うのですよ」


「「ええ!」」


「それって、私たち」


「ヤバかったってこと?」


「はい」


と何食わぬ顔で答えるルイス


変わって驚きと呆れた顔するアルシーとシルベリータ


そんな三人は明らかに他の10歳児とはかけ離れた存在であったのは間違いないだろう



==================================



そうして現在彼らは能力を測定する測定器の列に並んでいる


ちなみに昼食は学校内にある食堂の上流貴族のスペースでとった


ルイスの奢りということで、アルシーとシルベリータは容赦なく高級料理を注文した


「あなた方には遠慮という言葉をしらないのですかね?」


「あら、あれぐらいは訳ないでしょうに」


「す、すみません! 一度食べてみたかった料理がありましたので!」


「いえいえ、責めている訳ではないのですよ、ただ、こういう経費は私の懐から捻出していますので、今後はそこをご考慮の内に入れて頂きたいと」


「やけに丁寧な口調ね……そんなにきつかったの?」


「ご想像にお任せいたします」


(うげ、これはやりすぎた感が半端ない)


それもそのはずである


なんせルイスの手持ち(この月に使える)の半分を使ってしまったのだから


「しかし、過ぎた事は気にしないのが紳士というもの! さあみなさん行きましょう!」


(ルイス、マジでごめん……)


若干壊れているルイスに少し同情するアルシー、その原因を作ったのは彼女なのだが……


シルベリータはその間おろおろしながら二人を見ていたのだった




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