皆さん反省するべきです
「その魔法なんだけれど、ステータスという魔法なの」
「先生、どういう魔法なのですか?」
「自分のスキルのLvとかが分かる魔法よ」
(やっぱりありましたか……)
「母上、この魔法も呪文を唱えるのですか?」
「いいえ、違うわ、この魔法は念じるだけで発動するの」
「では、どのようにして会得するのですか?」
「ここにスクロールと言われる物があるわ、これを読めば会得できるはずよ」
(そういうのもあるんだ)
「先生! 早くしないと! 集合まで時間が!」
「あ、そうだったわね! さあ、二人とも早く読みなさい!」
こういうごたごたがあったが、アルシーとシルベリータは問題なく魔法を会得した
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「そういう訳だから、私たちまだちゃんとこの魔法練習していないのよ」
「ほう、名誉教授らしいミスですね」
「先生らしい?」
「ええ、アーシャ教授にとっては最早ステータスと言う魔法は使うことが無いんでしょうね、自分の実力はよく分かっているのでしょう」
「まあ、そうだと思うわ」
「しかし、教授も危ない事をなされましたね」
「どういうこと?」
「この基礎能力測定はステータスの魔法を使うのですよ」
「「ええ!」」
「それって、私たち」
「ヤバかったってこと?」
「はい」
と何食わぬ顔で答えるルイス
変わって驚きと呆れた顔するアルシーとシルベリータ
そんな三人は明らかに他の10歳児とはかけ離れた存在であったのは間違いないだろう
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そうして現在彼らは能力を測定する測定器の列に並んでいる
ちなみに昼食は学校内にある食堂の上流貴族のスペースでとった
ルイスの奢りということで、アルシーとシルベリータは容赦なく高級料理を注文した
「あなた方には遠慮という言葉をしらないのですかね?」
「あら、あれぐらいは訳ないでしょうに」
「す、すみません! 一度食べてみたかった料理がありましたので!」
「いえいえ、責めている訳ではないのですよ、ただ、こういう経費は私の懐から捻出していますので、今後はそこをご考慮の内に入れて頂きたいと」
「やけに丁寧な口調ね……そんなにきつかったの?」
「ご想像にお任せいたします」
(うげ、これはやりすぎた感が半端ない)
それもそのはずである
なんせルイスの手持ち(この月に使える)の半分を使ってしまったのだから
「しかし、過ぎた事は気にしないのが紳士というもの! さあみなさん行きましょう!」
(ルイス、マジでごめん……)
若干壊れているルイスに少し同情するアルシー、その原因を作ったのは彼女なのだが……
シルベリータはその間おろおろしながら二人を見ていたのだった
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