基礎能力測定です!
今日は王立魔法大学校の新入生に対して基礎能力測定のなされる日である
アルシーとシルベリータは一緒に来ていたので受付も同時に行った
なので、測定はアルシーの後にシルベリータがするという形になっていた
そしてもう一つ
「ルイス殿ですか?」
「あ、これは、お久しぶりです。アルシー殿、シルベリータ殿」
「3期前の会食ぶりでしたかしら?」
「そうですね、お変わり無いようでよかったです」
「くすっ、あら、それはどういう意味でとればよろしいでしょうか?」
「さあ、どういう意味でしょうか?」
「あ、あの……」
「あ、シル、ごめん!」
「シルベリータ殿、これは失礼を」
「わ、私は何も……」
「ふふ、シル、この方に対して礼儀は不要よ」
「で、でも!」
「そうですよ、私自身が許可しているんですよ」
「シルにも言ったでしょ? 敬語はやめてって」
「あ……ということは、ルイス殿も」
「ルイスでいいですよ、同じ年ですし、これからは同じ学び舎でともに学ぶ学友なんですから」
「……はい」
「でも、ルイス、どうしてここに?」
「おかしなことを聞きますね? 私も測定ですよ?」
「私の前に居たってことは、そういうことなの?」
「そういうことなのでしょうね」
「アルシー?」
「今日一日、ルイスと一緒ってことよ」
「む? アルシーは嫌なのですか?」
「そんなわけないじゃない」
「では、昼食は私がご馳走いたしましょう、女性と一緒に食べる時は男性が持つのは当然ですから」
「ルイス、かっこいい!」
「煽てても何も増えませんよ」
「ばれたか……」
「じゃあ、行きましょうか?」
「そうね」
「アルシー、置いてかないでーーー!」
(俺が置いていくわけないんだけどな……)
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「はーい、新入生の皆さんはここに並んでくださいね!」
「うわ、結構並んでいるね……」
「シル、何して時間つぶす?」
「持ってきている教科書で準備運動的なのは?」
「あ、それいい!」
「えっと、アルシーとシルベリータは一緒に勉強していたのかい?」
「ルイス、シルベリータじゃなくてシルってよんでね!」
「承知した」
「二人は」
「そうよ、私の家でね」
「そういえば二人は隣だったね、それに確かアルシーの母はここの名誉教授だったかな?」
「そうよ、よく知ってるわね」
「これでも次期大公候補だからね」
「大変ね」
「それほどでもないさ」
「で、シル、何やる?」
「うーん、これはどう?」
「初級の無属性魔法ね、確かにそれが最適そうね」
「なんだいそれは?」
「知らないの?」
「ああ」
「この魔法はステータスっていう魔法よ」
「ステータス? あれは無属性魔法だったのか」
「ほら、知っているでしょ?」
「一番最初に習う奴じゃなかったかな?」
「うん……そうなんだけどね」
「ね……」
「?」
「これ習ったのね」
「私たち、最後なんだ……」
「どういうことだい?」
「端的に言えば」
「言えば?」
「「今朝教えてもらいました」」
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そういう今朝
「あ!!!!!」
「どうしたの母上!」
「忘れていたわ!」
「何を?」
「一番重要な魔法教えるの!」
「ええええええ!」
「すぐシルちゃん呼んで来て!」
「はい!」
ちょっとして
「母上! 呼んできました!」
「ありがとう」
「先生! どうしたんですか!」
「アルシー教えなかったの?」
「それより先につれてきたから」
「シルちゃん、私が教えないといけない一番重要な魔法を教え忘れていたの……」
「先生……」
「大丈夫! 本来は一番最初に教えるはずだったものだから直ぐに習得できるわ!」
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