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オンラインで間違って最弱な鬼を選んでしまった件  作者: あるすれっと
ドキドキ採掘場防衛戦 敵 砂糖 黄金いっぱい
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10-5

轟く咆哮。


カウント0、wave8開始の表示と共に現れたもの。


それはスサノミズチに匹敵するだろう、超大型のエネミーが3体。


そして中型のエネミーの大群であった。


身体強化光主(ライトロードストレングス)!!」


俺はすぐ身体強化を使い、エネミーの大群に突っ込んでいく。


そして安置に降り立つとすぐ攻撃を始めた。


「光牙天輪!」


俺を中心に円の軌跡で斬る周囲攻撃。


以前使ったときは一撃で敵を(ほふ)った技であったが、今回は誰一体として倒れずに生き残っていた。


しかも瀕死というわけでもない。


まだまだご健在って感じだ。


くそ、まさか雑魚敵も強いのか!


「まだだッ、光牙衝波!!」


俺は高く飛び上がり、地面に思い切り武器を叩きつける。


その衝撃が光を帯び、光の波として敵を襲いかかっていった。


何気に新技であるのだが、数体は倒せたもののそれでも大体が生存している。


「頑丈すぎやしないか!?」


くそ、正直言ってここで半数近くは倒しておきたい。


何故なら機械の近くには大型エネミーがいるのだ。


それとこの敵らが合流したら流石に捌くのは不可能となるだろう。


強技でも倒せないエネミーだ、そうなるのは間違いない。


……しょうがない、ジョーカーを切らしてもらう。


ここでやらねばクリアは無理だ!


「よし、いくぞ!」


俺は武器に光を宿らせてから、高く飛び上がる。


そして魔力を出来るだけ多く込めると、武器を敵集団の中央に向かって投擲(とうてき)した。


「光角滅突」


剣の形をとっていた定規は槍の姿に変え、地面に当たった瞬間、巨大な光の爆発となって敵をつつみこんだ。


本来はクレーターとなる程の威力を誇るこの技。


機械の床のせいなのかそうならなかったが、それでも威力は変わらないはず。


倒せていると良いんだが。


「……これは思わず笑いが出るな」


敵の残数は減っていたものの、おおよそ三分の一程度。


予定していた半分には到達していない。


「くっ、だがここまでか……!」


というのもジャンプしたときにフィールド全体を見ることができたのだが、とても苦戦している様に見えた。


先行していた敵もいたのだろう、様々な敵が機械を攻撃していたのだ。


ここで敵を倒し続けようとしたら、おそらく機械が壊されてしまうかもしれない。


頼りになるかわからないが、ここは応援に行った方がいいだろう。


『ショウ、聞こえる!?』


「うわっ!?」


突然シーメルの声が頭の中に響いてきた。


なんだこれ、なんかのアイテム!?


『今アイテムを使って話しているわ。一方通行だから一方的に話すわね。現在左側が少し苦戦しているわ。申し訳ないけど援護よろしく!!』


ブツン、とテレビの音を切るような音がしたと思うと、シーメルの声は聞こえなくなっていた。


「……よし、急いでいくぞ!」


俺は武器を回収し、シーメルのお願い通り左側に向かって行った。


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