お嬢とデスマッチと帰宅
初の2000文字。更新止まりまくっててすんません。
くっ、お嬢に馬鹿にされるとは...。これはやり返してやらねばならない!え、逆ギレだって?んなこたぁどーでも良いんだよ!まずは作戦会議だ。異端児を巻き込まなきゃ!ふふふ、楽しくなって来たじゃないか。
「ごめん、ちょっと異端児連れ戻してくる」
「逃げるの?」
「そんなんじゃない。じゃ、行ってくる」
そう言って俺は駆け出す。標的は異端児。
タッタッタッ。軽快な足音を刻む。そして後ろから異端児の首筋を手刀でかっきr…
「させないっ!」
「くそっ、読まれていたか」
「ちょっと話がある。来い」
挨拶を済まし、お嬢から距離をとる。何気にあいつ地獄耳だからなあ。
「お嬢とデスマッチしてみないか?」
「その話、詳しく」
「ゴニョゴニョ...」
「…その話、乗った!」
だ、そうだ。お嬢のところに戻ろう。
「おっ嬢~」
「しつじ、G」
「それはやめてくれ」
「ふふーん♪」
くっ、まだ精神的ダメージが…。まあいい、ここから反撃開始だ!
「えいっ」
「何?」
「何って…ちょっと叩こうとしただけだけど」
「え?何?おかしくない?」
「そうですよね。お嬢様はその程度の人間ですもんね」
「しつじ!さすがに失礼だぞ!事実だけど!」
「異端児いたのか。ってか、そもそも叩こうとしてもお嬢が叩けるわけないないじゃん」
「わ、私だって叩けるもん!」
「分かった。じゃあ勝負しよう。流石に普通に鬼ごっこ系の勝負は俺が勝つ。そっちが決めていいよ」
「う~ん、どうしよっかな~」
お嬢が考え始めた。異端児はニヤニヤしている。まじでウザi…ガk…幼ch…整った顔をしている。
そんな事はさておき、そろそろ始まるぞ、デスマッチが…
「決めた!叩いてかぶってしよう!」
「オー」
お嬢…勝てると本気で思っているのか?その競技で。
知っているだろうが一応ルール説明。
この遊びはかの国民的な勝負方法”JANKEN”を派生させたものだ。
必要なのは叩くもの(あまり硬くないもの)、叩かれるのを防ぐもの。…あと叩く気合と叩かれる覚悟。
JANKENに勝った方が相手を叩き、負けた方は叩かれる前に防御の構えを取る。要するに反射神経がものをいう。
この遊びのメリットは、
・ルールが単純
・遊びの名のもとに相手を遠慮なく叩ける
・勝つとスカっとする
この3つだ。
お嬢はよほど俺を叩きたかったのだろう。お前負けるだろうというツッコミは飲み込んだ。
本編戻りまーす
「守るのは教科書でいいとして、叩くのは?教科書は重いし痛いよ?」
「これを使え!」
まさかここで使うとは…。鞄という魔境から取り出したそれの名は…
「It's HARISEN!」
「なんでハリセン持ってるのー?」
「俺も分からん。が、これで始められるだろう」
色々とカオスだが、そんなこんなで叩いてかぶってが始まった。
~一戦目 しつじVS異端児~
「「叩いてかぶってJANKEN PON!」」
しつじ:グー/パー:異端児
・異端児はハリセンを取った!
・異端児はハリセンを振りかぶる
・しつじは教科書を取る!
・異端児の攻撃!
・しつじ防御が間に合わない!
「パシンッ!」
・攻撃がヒット!異端児の勝利!
ここまでは予定どおり。…ハリセンが思いのほか痛かったが。
~二戦目 異端児VSお嬢~
「「叩いてかぶってJANKEN PON!」」
異端児:チョキ/パー:お嬢
・異端児がハリセンを取った!
・異端児の攻撃!
「ポスッ」
・優しい!
・ヒット!異端児の勝利!
~三戦目 お嬢VSしつじ~
俺は確かにお嬢のしつじだ。しかしながら、流石にJANKENで何を出すかまでは把握していない。そこまで把握していたらもはやストーカーだよ、ストーカー。まあ、勝ったタイミングで勝負決めればいいか。
…そう思っていた時期が私にもありました。
「はっけよーい、のこった!」
シュン!面倒くさくなるから今はやめて~!(あと、出番少なくてゴメン!)
「「叩いてかぶって JANKEN PON」」
お嬢:パー/グー:しつじ
・しつじは教科書を構えた!
・お嬢はハリセンを手に取った!
・お嬢攻撃できない!
「「JANKEN PON」」
お嬢:グー/グー:しつじ
・何も起きなかった!
「「あいこで」」
お嬢:チョキ/パー:しつじ
・しつじは教科書を構えた!
・お嬢はハリセンを手に取った!
・お嬢攻撃できない!
「「PON」」
お嬢:チョキ/パー:しつじ
・しつじは教科書を構えた!
・お嬢はハリセンを手に取った!
・お嬢攻撃できな etc.....
恐怖の14回目、、、
「「pon...」」
お嬢:グー/パー:しつじ
・しつじはハリセンを手に取った
・疲れによりお嬢の反応が遅れる
・お嬢は教科書を手にt...
「ポン」
・力のこもっていない攻撃がお嬢に当たる
・しつじの勝利...
今の気持ちを一言で表すなら、
「やっと終わった~」
このほかにないだろう。
「本当にデスマッチになったな」
異端児…その人を馬鹿にするときのいかにも楽しそうな目をするのをやめろ!そうだよ!どうせ俺はJANKEN最弱クラスだよ!…ここまでとは思わなかったが。
と、言うか‥
「今、何時?」
「19時前ですね」
「クッソ!もう帰らなあかん時間やん!異端児、シュン、帰るぞ!」
「「はいはい」」
あ~親に怒られる。どうしようどうしよう。よし♪諦めよう(ニコッ)
「あ、お嬢。勉強頑張れよ!」
「しつじー。明日テストに出そうな所、家に帰ってからライムで送ってきて~」
「了解」
ん?待てよ?ひょっとして…
今日の勉強会いらなかったんじゃないか?
…知らない。私は何も知らない。ワタシハナニモ…
筆者は西の方に住んでいるのでたまに方言入ります。
ちなみに今回はJANKENが弱いこと以外フィクションです。
最近モチベーションが下がり気味なので、どなたか感想をいただけると嬉しいです。(露骨なコメ稼ぎすみません)




