表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極々普通の冒険譚  作者: ネコトイヌ
17/32

第15話 後付サクサク♫

 理不尽な態度のアドラスに、不安と怒りを感じたネコはすぐさま冷静さを取り戻した。なぜなら、人を制するのに不安や怒りは無用の長物だからである。鞘から手を離したとはいえ、危険人物に変わりはない。全速力でアドラスに近付くと両手を縛りあげようとスピードを殺さないまま体に触れた。


 ―アドラスにしてみたら、話しかけられると思ってさりげない笑顔まで作った途端、ネコの被り物をした人が凄い勢いで近付いてかるものだから、それはそれはびっくりしたと日記アプリに書いたことを後のインタビューで答えている―


 ネコがアドラスの肩や手に触れた瞬間、アドラスの手と脚がネコの体勢を崩すのに1番最短の距離と最弱の力でそれぞれの任務をこなした。ネコは何をされたかも分からず地面に叩きつけられそうになったが、一歩手前のところでアドラスが抱き上げた。相手の力を利用する合気道にも似たこの技術、エドムラサキ。父親から散々体に覚え込まされた武術の1つではあったが、アドラス自身はあまり率先して使おうとせず。あくまで最後の手段として出し惜しみしていた。


 「キャッ」


 声色から、飛び掛かってきた人物が女性だと分かり、襲われる前の笑顔をもう一度ネコに見せた。


 (コイツ強いが、この展開でまたこんな笑顔ができるなんて…やはり、狂気!!!)


 アドラスは人見知りであるが、さらに惚れやすいという欠点がある(後付設定by作者)。それ故のスマイルであったが、ネコとの距離は何マイルも離れることとなってしまった。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ