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どうやら次元を間違えたようです  作者: 白黒ブリキ
第八章 守るため
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第五十話 得た力で守るもの

お待たせしました!第五十話です

「これは」

「リタの力がすげー上がってるぞ」

「それがこの世界の本来のあなた。どうかお願いします、リタ」

「行ってきます、姫」

さあ、最後の仕事だ。

「それともう一つ。帰りは私の古き友を呼びましたのでそれでお帰りください」

姫は小さなベルを鳴らす。

すると一部の空間が鏡のように割れどこかで見たドラゴンが現れた。

「ああああ⁉︎⁉︎こいつは⁈」

「ああ、そうだったな」

「え?なんかあったの?」

「こいつアースドラゴンでしょ⁈」

「ああ、お前を襲ったな」

「ええ⁈」

姫が微笑し弁解する。

「この子はよく怖がられるけど本当は優しい子なんですよ。そしてあなた方の国の守護者」

優しくアースドラゴンを撫でる。

アースドラゴンは猫のように唸るだけだ。

「さあ、アースドラゴン。彼らをお願いしますね」

姫、こいつに乗れと。

喰われるよ、今度こそ。

「ほらリタ、早くしろ」

「はやっ」

気づいたら二人は既にドラゴンの上にいる。

私も仕方なく乗ることにした…が。

「ねえ、どうやって乗るの?」

「あ、そこからなのね」

二次元の君たちは乗れるかもしれないよ。

でもさ、私元三次元な訳で。

そんなことを考えているとカルマがこちらに手を差し伸べる。

カルマ!君ってやつは!

なんでこういうときにだけイケメンなの!

「おい早くしろよ。手が死ぬ」

その手を掴み引っ張りあげてもらった。

「よっと。お前重いな」

前言撤回だ。

こいつ蹴り飛ばしていいかな?

蹴りとばそうとしたらエレイが先にやった。

あ、落ちた。

「何すんだよエレイ!」

「女の子に重いとか言うからでしょ」

エレイよ、なぜ抱きしめる。

まあ、いいか。

「早く行こうよ。カルマ」

「お前がさっさと乗らないからだろ」

え?何、聞こえないよ?

カルマが乗り、アースドラゴンはそれを合図に羽ばたいた。

「わあああ!!」

どんどんさっきの部屋が小さくなり、異次元の空間をアースドラゴンは進む。

周りを見渡しても歪んで何かはよくわからない。

酔いそうだ。

「リタ大丈夫?」

「うん。生きてるよ、エレイ」

「ここで死んだら意味ないぞ」

あ、そっちの心配なのね。

空間を抜けると荒れ果てたいつもの景色が広がっていた。

今救うからね。

ありがとうございました!

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