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どうやら次元を間違えたようです  作者: 白黒ブリキ
第七章 私の存在理由
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第三十八話 耳鳴りの奥で

お待たせしました!第三十八話です

呪いを解く方法。

それが彼を救うのはわかった。

トリップしたんだからなんかオプションないのかな。

あ、異世界の姫自体オプションか。

じゃあ私オプションか。

マジか、私無敵か。

おっと、そんなことはあとにしよう。

今はオルバさんの呪いについてだ。

「オルバさん、この呪いについて教えてもらえませんか?」

「この呪いはかけられた者が術師に逆らうと発動します。今は自由なので大丈夫ですが」

「発動したらどうなるんですか?」

「かけられた者の命、つまり精神力を削っていきます」

なるほど、つまり毒沼か。

「なにか解く方法は…」

耳の奥で酷く耳鳴りがする。

あまりの酷さに頭痛さえ感じる。

リタの異変に気付いたのかオルバが声をかけようとした時、リタが倒れた。

「リタさん⁈」

ーーー…

真っ暗な意識の中に声が響く。

それはオルバの声ではなくもっと高い少女のもの。

「リタ」

誰かが私を呼ぶ。

(誰…?)

次の瞬間目の前が真っ白に光り、オレンジ髪にオレンジのドレスの少女が姿を現した。

「初めまして、リタ。私はルーチェ。あなたをこの世界に呼んだもの。この世界の人達が暁の姫と呼ぶもの」

(暁の姫。あなたが)

「こうなってしまってごめんなさい。私があなたを呼ばなければこんなことにはならなかったわ」

姫は申し訳なさそうに頭下げる。

「あ、頭を上げてください!私は後悔してないんです。この世界に来てみんなに会えて人の暖かさを知った。大切な仲間ー家族ができた。私は幸せです。だから私はなにも責めたりしません」

そういうとようやく顔を上げてくれた。

「やっぱりあなたを呼んでよかった。あなたになら私も力を貸せるわ」

「え?」

「彼を、オルバを助けたいのでしょ?」

「助けられるんですか⁈」

「あの呪いは少々厄介ですので。恐らくあなただけの魔力では解くことは難しいでしょう。なのであなたに力を授けます」

オルバを助けられる。

そう思ったが次の言葉で心が揺らぐ。

「ですが代償があります」

「代償?」

「何が起こるかはわかりません。ですが恐らく…あなたはこの世界から消えてしまう」

「え…」


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