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第三十一話 盗まれたもの
お待たせしました!第三十一話です。
あれから一週間たった。
魔法も召喚も上達してきて、クエストも簡単なものを受けるようになった。
いつものようにギルドに行くと珍しくギルドの空気が悪かった。
「おはよーって、あれ?みんなどうしたの?」
「よお、リタ」
「おはよ、カルマ。ねえ、みんなどうしたの?」
「ああ、四宝が盗まれたらしいんだ」
「四宝?」
カルマは丁寧に説明してくれた。
四宝とはこの国に代々受け継がれている魔法道具。
名前の通り4つ存在する。
4つはそれぞれの場所で保管されているらしくその一つがこのギルドにあったらしい。
それが今朝なくなっていた。
「それがなくなるとどうなるの?」
「この国の魔力のバランスが崩れる」
「あ、マスター」
「おはよ。リタ、カルマ」
「そういや、ルチル。オルバはどうした?魔法なら彼奴が詳しいだろ」
「……」
なにかあったのだろうか。
ルチルは静かに首を振る。
「彼はもう帰ってこないと思う」
「まさか…」
「裏切り…かな」
その言葉にリタは何も言えなかった。
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