第二十四話 視えたもの
お待たせしました!第二十四話です!
「あくまで未来です。あなた達の選択で変えることもできます。…あなた達が来る4日ほど前、突然今まで一度も発動したことのなかった予言の力が発動しました。断片的なものでした。視えたものは二つ。一つはリタさん、あなたがこの世界に来ること」
「え⁉︎じゃあ私がこの世界の人間じゃないことを知っていたんですか?」
「確証はありませんでした。ですがあなたの魔力は他の人とは少し違うような気がしました」
「そういや、リタが降ってきたのも4日前だな」
「降ってきたって…」
「ほらそこ、話しが進まないでしょう」
「はい!ゴメンねお母さん!」
「誰がお母さんよ!」
ゴメンねエレイよ。
本気でお母さんに見えたよ。
「えーと」
「すみません。マトラッセさん。続けてください」
「では続けますね。…その予言を視たあと2日間は何も視えなかったんです。ですが一昨日の夜にまた発動しました。そこで視たのが町の壊滅と多くの死者」
「…え?」
その言葉に何も返せなかった。
「他には?」
「すみません。それ以上は視えなかったんです」
「ありがとうございます。マトラッセさん」
理由は何もわからない。
でもこれは未来だ。
そんなリタの瞳には強い光が見えていた。
「いつかわからないなら事前にマスターに伝えおきましょう」
「あ、それはダメです。未来は誰かの干渉だけで変わります」
「でもよくなるかもしれないだろ?」
リタもカルマのそれに同意する。
「わかりました。この事はあなた達に任せます。ですが選択には慎重に」
「ありがとうございます。マトラッセさん」
こうして一度ギルドにもどった。
この時すでに歯車は動き始めていた。
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