第二十三話 未来を予知する力
お待たせしました!第二十三話です!
今回ももう一つの小説、エメラルド・ナイトの話しが入ります。
ーーーそれは5000年ほど前に遡ります。
当時の地球の大地は氷で覆われており、今は少ないですが魔物が大量にいました。
ある事件により地球の氷は溶けたものの人類は絶滅の危機に瀕していました。
ですが七人の賢者と一人の少女が生き残った。
その少女はある力を持っていました。
それが私の持つ未来を視る力です。
なぜ私がその力を持っているかはもうお気づきかもしれませんが私がその少女の子孫だからです。
ーーーーーー
「と、そんな感じですね」
「ちょ、ちょっと待って」
エレイはあることに気づいた。
「なんでしょう?」
「そんな歴史、聞いたことないわ。文献もないわ」
「ええ。このことは他言無用にしたいのです。今回皆さんに話したのは必要だったからです。どうか他言無用でお願いしますね。私の存在は知られてはなりません」
「なにかあるんですか?」
「恐らく政府に飼われるでしょう。予知能力を使いが為にね」
その言葉にリタは息を飲んだ。
「私には元々自由などありません。でもみんながいます。だから寂しくなんてありません。だからそんな顔なさらないでください」
マトラッセは僅かに笑ったがその瞳は寂しく揺れていた。
「マトラッセさん。友達になりませんか?」
「え?」
「いつもは来れないけど遊びに来ることはできるから」
「リタさん」
リタはただ笑みを浮かべていた。
「…ありがとうございます!」
笑った少女の瞳にもう寂しさはなかった。
カルマはその一部始終を静かに見守っていた。
エレイは少しだけ彼を見ていた。
「本題に戻りましょう。これから私の見た未来を話します」
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