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どうやら次元を間違えたようです  作者: 白黒ブリキ
第四章 初めてのクエスト
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第十九話 エレイの気持ち

お待たせしました!第十九話です!

もう一度店に戻るとエレイは今度はしっかり父親を見つめていた。

「父さん」

エレイの父はただ彼女を見つめていた。

でもその目は決して嫌悪のそれとは違った。

「父さん、私ね。この5年間あなたが許せなかった。魔法を否定された時は悔しかったよ。だから家を出た。もう帰らないと思ってたのに…。でもリタに教えられた。父さん、今までごめんなさい」

頭を下げたエレイの肩に父親は優しく手を置いた。

「私も悪かった、エレイ。お前の気持ちも聞かないで。お前の母に言われたんだ、ちゃんと向き合ってやれって。本当にすまなかった!お前さえよかったら家に帰ってきてくれないか」

「やだ」

その言葉に驚いた。

「エレイ。せっかく帰れるのになんで…」

「勘違いしないで、リタ。私はあの家には戻らない。魔導士は続けるよ。でもたまになら帰るよ、父さん」

「ああ、エレイ。待っている。いつでも帰ってこい」

二人の邪魔をしないようにそっと店を出た。

外に出るとカルマが壁にもたれかかってた。

「…ありがとな。エレイのこと」

「私はただ自分の気持ちを伝えただけ。頑張ったのはエレイ自身だよ」

「そうか。…ってかお前、杖を見に来たんじゃないのかよ?」

「…あ」

カルマは呆れた顔でこちらを見た。

「ほら、行くぞ。杖買うんだろ」

そういい、また店に入った。

そこには笑っている親子がいて、リタには少し眩しく見えた。

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