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第十七話 父と娘
お待たせしました!第十七話です!
ギルドの誰かに案内を頼もうと思い、一度顔を出した。
「あら、リタ。マスターの話はもう聞いたのね?」
「うん。あ、エレイよかったら買い物に付き合ってくれないかな?」
「いいけど、なにを買いに行くの?」
「杖だよ」
「…じゃああのお店ね」
一瞬だけエレイの顔が曇ったのをリタは見逃さなかった。
それを聞いていたカルマがこちらに来た。
「おいエレイ。無理に行かなくていいんだぜ?」
「大丈夫。大丈夫だよ」
この時のエレイはきっと無理してたと思う。
それに気づくのはもう少し後。
ーーー武器屋 エルシア
買い物にはなぜかカルマもついてきた。
その店に着くと早速杖を見ようと店に入った。
すると店の店主であろう男がこちらを見て驚いた顔をしていた。
「…エレイ」
「……」
エレイは気まずそうに顔を背ける。
「お前、今までどこにいた!」
「…あなたには関係ない」
不穏な空気に耐えられず隣のカルマに聞いてみた。
「ねえ、カルマ。あの二人って…」
「あのおっさんはエレイの父親だ。エレイは家に帰ってないんだ」
「ええ⁈なんで…」
聞こえていたのかエレイがこっちを一度見て店を出ていってしまった。
その背中をリタは追うため店を出た。
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