第十三話 召喚魔法
お待たせしました!第十三話です!
「えーっとオルバさん」
「オルバでいいですよ」
「ではオルバ。さっそくなんですが召喚魔法を教えてもらいたいんです」
「魔法…ですか?カルマ、彼女は魔法を使えないのですか?」
カルマはその質問に対し、簡単にこの世界に来たことを説明した。
まあ、本当は私が話すことなのだが。
一通り説明し終え、オルバは快く承諾してくれた。
「大体の事情はわかりました。魔法を教えましょう。といってもどう教えたらいいものか悩みますね」
「この世界の奴らはみんな魔法を生まれながらに持ってるからな」
「…とりあえず魔法に慣れる事から始めましょう。初級クラスの召喚獣からやってみましょう」
オルバは席を立ち、近くの本棚から一冊の本を取り出した。
「まずはこの本からやってみましょう。ここでは危険なので近くの森に行きましょうか」
その本を持ち、ギルドの裏の森へ向かった。
少し中に進み、歩みを止めた。
「さて、ここにしましょうか。本来召喚獣を呼ぶには杖が必要なのですが今回は本に陣が書かれているので大丈夫です。…では、始めましょう」
オルバは本を開き、詠唱を始めた。
「儚き命と癒しの心の持ち主よ。我の呼びかけに答え、姿を現せ」
すると本に書かれた魔法陣が光り目の前に一匹のウサギが現れた。
「お、おお!!ウサギだ!」
「こんな感じです。出来なくても大丈夫なのでやってみましょう」
オルバは本を渡した。
「儚き命と癒しの心の持ち主よ。我の呼びかけに答え、姿を現せ」
するとオルバと同じように魔法陣が光り、ウサギが現れた。
…だが
「え、えええええ⁉︎⁉︎」
目の前に大量のウサギが現れてしまった。
数はおよそ20匹ほど。
「おい。呼びすぎだぞ!」
カルマは笑いながら言った。
「すごいですね。これほどの数のウサギを召喚できるとは」
「いやいやいやいや⁉︎感心してないで消す方法を教えてくださいよ!」
「ああ、すみません。始めからここまで召喚
できることに感心してました。っと、消し方ですね。もう一度魔法陣に向かい『我が願いは果たされた』というか、もしくは術師本人が魔力切れになるかです」
言われた通りにもう一度詠唱すると大量のウサギは姿を消した。
「では、今日はここまでにしましょう。また明日次の召喚を教えますね」
「ありがとうございました」
こうして初日の修行を終えた。
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