第十一話 翌朝の出来事
第十一話です。今回は会話がほとんどです。
翌日リタは朝からギルドへ向かった。
昨日の夜からギルド内の下宿スペースで生活することにした。
家賃はクエストで稼ぐまでは付けとくと言われた。
野宿でもいいのにと言ったらエレイに猛反対されてしまった。
と、その話はここまでにして私はマスターの元へ向かった。
「マスター、おはよう!」
「おはよー、リタ。朝から元気だね。なにかあったの?」
ルチルは少し眠たそうに目を擦りながらこちらを見る。
「あのね、召喚魔法を教えて欲しいの!」
「あいにく私は召喚魔法は使えないの。ごめんね」
「そっかぁ。じゃあどうしたらいいんだろ。あ!カルマに教われば…」
そう言いかけたその時、頭に衝撃を受けた。
「朝からうるさいぞ。リタ」
「いったぁぁ、もうカルマ!痛いじゃんか」
「それぐらい大丈夫だ。それと俺は教えられないからな」
「あら、聞いてたんだ、カルマ。盗み聞きとか趣味が悪いね」
「うるさいぞ、チビ」
「誰がチビだ!お前が無駄にデカイだけだ。っと、そういえば今はあいつが帰ってきてたな。本の虫が」
「ああ、あいつか。じゃああいつに頼んだらいいじゃねえか」
「あいつ?」
「お前が教えてもらいたい召喚魔法が使えるやつ。ちょい変わり者だが」
「会いたい!そして教わりたい!」
「わかったから騒ぐな、うるさい。ルチル、あいつまた書斎か?」
「そ。また、ね」
「あー、めんどくせえ。けど行くか」
そういうとカルマとリタはギルドの二階へ向かった。
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