「あの曲に会いたい」シリーズ(その58) ー I Go Crazy
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
I Go Crazy
1977年に、アメリカのシンガー・ソングライター、Paul Davisがシングル・リリースした曲です。
アメリカでヒットし、長く愛されるPaul Davisの代表曲です。
切なくて大変美しいメロディのバラードです。
歌詞は、かつて愛した女性と偶然再会してしまった男性の心情を描いています。
もう終わった恋だ、もう彼女への想いは残っていないと思っていたーー
ところが、再び偶然に彼女の姿を目にした瞬間、彼女への愛が再燃!
そして「どうにかなってしまいそう(I go crazy)」なほどの動揺を覚えてしまうのです。
これをPaul Davisが、甘く切なく歌いあげます。
私がこの曲を初めて聴いたのは、映画館で、1981年公開の映画『なんとなく、クリスタル』を観た時です。
この映画は、当時のAORや洋楽ポップスの名曲を挿入曲としていたのですね。
映画は、田中康夫さんの大ヒット小説が原作です。
(私は読んでないのですが…てへっ)
当時は女子大生を称して「クリスタル族」なんつー言葉も流行ったのですが、正直、映画の印象は何故か殆んど残ってないんですね。
高級ブランドに囲まれ、優雅な生活を送る女子大生の話だったかなぁ〜、程度の印象なのであります。
(この映画のファンの方々、怒らないでくださいね〜。私の乏しい感性と記憶力のせいなのであります。)
ただ、使われていた曲達は強く印象に残りました。
特にこの《I Go Crazy》は「うわぁ~、いい曲だなあ〜」と。
ただ、どんなシーンで流れていたのか、全く覚えていないのであります。
歌詞は、別れた女性に対する男の未練を切なく語っていますが、あれ?そんなシーンあったっけ?そんな感じです。
ひょっとしたら、優雅に暮らす女子大生と別れた男性が彼女と再会するシーンがあったのかもしれません。
(調べて確認しろよ、っつー話なんですが。
てへっ (^^ゞ))
なので、この曲の印象的なイントロを聴くと、あまり覚えていない内容の映画に挿入されている曲に感動している、薄暗い映画館にいる自分を思い出します。
何だか、曲が映画の印象を上書きしてしまった感じです。
だいたいは、映画のシーンと曲がリンクして蘇ってくるんですけどねぇ〜
それでも、素敵な曲達に出会わせてくれたこの映画に感謝感謝なのであります。
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「I Go Crazy Paul Davis」)




