「あの曲に会いたい」シリーズ(その57) ー Smooth operator
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
Smooth operator
1984年にイギリスのバンド、Sadeがリリースしたデビューアルバム『ダイヤモンド・ライフ』からの一曲です。
作詞、作曲は、バンドメンバーのSade Aduと プロデューサー、ソングライターのRay St. Johnです。
Sadeは、女性ボーカルのSade Aduのソロアーティストと見られがちだったようですが(私もその一人でございます)、実はバンド名だったのですね。
1984年にデビューです。
スウィング・アウト・シスターのBreakoutの回でも触れましたが、1984年はイギリスのアーティスト達の楽曲が、世界中で爆発的な人気を集めていた真っ只中。
彼らのデビューアルバム『ダイヤモンド・ライフ』はイギリス、アメリカなどで大ヒットしておりました。
実は1984年のデビュー直後(9月)には早くも初来日を果たしていたようです。
当時の私はそんなSadeの存在を全く知りませんでした。
てへっ(*ノ>ᴗ<)
Sadeを初めて聴いた、とう言うか"観た"のは随分後で、1994年にリリースされた「Sade Live」のビデオでした。
よく覚えてないのですが、多分、パッケージのSade Aduの妖艶な画像にフラフラ〜と惹かれて買ったのだと思います。
てへっ(*ノ>ᴗ<)
で、観てみたら、ステージ上のボーカルのSade Aduが大変妖艶なのであります!
エキゾチックな美しい容姿で、声はハスキーな低音で、体をしならせて歌う仕草や表情が何ともセクシーで…
てへってへっ(*ノ>ᴗ<)
ポ〜っとしながらしばしビデオに見惚れておりましたら、客席の一人の男性が、フラフラ~っとまるで磁場に引き寄せるられるように演奏中のステージに近付き、Sadeに花束を渡したんですね!
(私もポ〜っとSadeに見惚れていたので危うい記憶なんですが、確かそんなシーンがあったはずです)
そしてその瞬時、私は口走っておりました。
「あ〜なんか分っかるな〜、自分も会場にいたらきっと…」
素敵な容姿や表情、動きや立ち姿で観る人を魅了するアーティストは沢山いると思います。
例えば、歌いながらダンスをする時のマイケル・ジャクソンの切れのある体の動き。
また、ギターを弾く人は、速弾きギタリストのネックの上を縦横無尽に動き回る神業的な指の動きに魅了されるのではないでしょうか?
私にとって、Sadeを最初に映像で観た事は正解だったと思います。
もし映像無しで音だけを聴いていたら、私のSadeの第一印象は随分違ったモノになっていたとのではないでしょうか。
恐らく、ここまで強烈に妖艶な印象は持たなかったろう、と思うのであります。
それ程、最初に映像と音でSadeに触れたという体験は強く記憶に残っているのであります。
な〜んて考えると、まだレコードなどの録音媒体が無かった昔の人達は、初めて聴く楽曲に常にライブで触れていたわけですよね~。
音楽鑑賞に便利な現在の環境に慣れきってしまった私ですが、ちょっとそんな昔の環境に身を置いてみたいな、なんてことも思ったりするのであります。
自分の音楽の感じ方がどう変わるのかなぁ〜、なんてこと思いつつ…
あ゛〜〜〜っ!!
肝心の《Smooth operator 》に一切触れておりませんでした!!
ま、誠に申し訳ございません。(≧≦)
ちょっとラテン調のアダルトなサウンドに乗って歌われる《Smooth Operator》は、私にとっては「妖艶」という言葉そのものを音楽にしたような一曲なのであります。
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「Smooth operator Sade」)




