「あの曲に会いたい」シリーズ(その56) ー Breakout
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
Breakout
1986年にリリースされた、イギリスの“クロスオーバー”、ポップバンド、スウィング・アウト・シスターの曲です。
作詞、作曲は、Andy Connell、Corinne Drewery、Martin Jacksonです。
このお三方は、スウィング・アウト・シスターのメンバーです。
コリーン・ドリュリー (Corinne Drewery)さんという女性がボーカルです。
冒頭のバンドの紹介で“クロスオーバー”とわざわざダブルクオート付きで表記したのは理由がありまして…
私が最初に聴いたスウィング・アウト・シスターの曲は、1985年にリリースされた彼らのデビュー曲≪Blue Mood≫でした。
その時の印象は、「当時で言うところの“クロスオーバー”的に複雑に展開するテクノ・ポップ」といった感じで、
ああ〜、いろんなジャンルの要素がてんこ盛りだなぁ〜、結構複雑な音作りしていて、う〜ん…ちょっと馴染むのが難しいサウンドかも…
(゜ー゜*).。o
なんて思っておりました。
で、次に聴いたのが、この≪Breakout≫であります。
日本では、あるCMとドラマに使われた曲で、日本でも広く親しまれた曲です。
デビュー曲≪Blue Mood≫とは違い、大変ポップでノリノリの素敵な曲です。
メロディラインも大変華やかで、一聴して大好きになりました。
(⌒▽⌒)
“クロスオーバー”なユニットだけあって、アレンジが緻密で多彩な音の響きを持っているように感じます。
特に、ブラスの使い方がサイコーにカッチョいいです。
歌詞はアップビートに乗って「例え希望が見えなくても、それでも今が勝負の時だ、そう思って迷わずに突き抜けよう(Breakout)!」と語ります。
私には、「迷うくらいなら飛び出してみろ!」と背中を押してくれる歌に聴こえるのであります♪
当時は、カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、ヒューマン・リーグ、デペッシュ・モード、ティアーズ・フォー・フィアーズなどの、イギリスのアーティスト達の楽曲が、世界中で爆発的な人気を集めました。
私の印象では、スウィング・アウト・シスターはこういったアーティスト達のようにメインストリームには乗っていなかった気がしますが、その音楽性は群を抜いて高度であったと思います。
そして、1992年にリリースされたライブ・アルバム「Swing Out Sister - Live At The Jazz Cafe -1992」は、この私の印象を裏付けるかのように、彼らの高度な音楽性と演奏力を存分に堪能させてくれました。
このアルバムの一曲目≪Get In Touch With Yourself≫を聴いてすぐに私の口から言葉が漏れておりました。
「す、スゲェ〜、めっちゃカッケェ〜」
そう、スタジオ盤で感じていた「緻密さ」が、ライブでは圧倒的な演奏力として目の前に現れたのでありました。
それにしてもイギリスの音楽シーンって、面白いな〜と思います。
アメリカのアーティストが国内の巨大市場でじっくり成功を収めていくのに対し、ビートルズに象徴されるように、イギリスのアーティストは「小さな島国から一気に世界へ飛び出す」爆発力を持っている気がします。
何故でしょうねぇ〜
(-ω-;)ウーン…
え?真剣に考えてないだろう、って?
あれ、わかりま…す?
いや、だって…私如きが考えたところで、どうせ…◯△◼️✖️◇▼…(;´д`)
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「Breakout Swing Out Sister」)




