「あの曲に会いたい」シリーズ(その54) ー ゴロワーズを吸ったことがあるかい(中編)
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
ゴロワーズを吸ったことがあるかい
1975年に、言わずと知れた日本の偉大なミュージシャン、かまやつひろしさんがリリースした曲です。
当時大ヒットしたシングル《我が良き友よ》のB面として発表されました。
作詞、作曲は、かまやつひろしさんです。
では中編でございます。m(_ _)m
《ゴロワーズを吸ったことがあるかい》のシングルA面の《我が良き友よ》は吉田拓郎さんが書いた曲で、かまやつひろしさんにプレゼントした曲だそうです。
Wikiによると、このシングルの累計売上は90万枚。ミリオンセラーの一歩手前の大ヒット曲ですね。
1975年はフォークソング・ブームの真っ只中で、蛮カラ風のこの曲は、まさにキャッチーな曲だったのだと思います。
これまたWikiによると、こうあります。
『かまやつは自身のイメージにそぐわないA面曲の代わりに、カップリング曲の「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」では思い切り好きなことをやらせてもらうことにしたという』
私はこれを読んだ時、井上陽水さんの《心もよう》を思い出しました。
このシングルのB面は、忌野清志郎さんとの共作《帰れない二人》です。
どちらも時代にマッチした素晴らしい曲で、当時はどちらをA面にするかでプロデューサーとミュージシャンの間で意見が分かれたそうですが、最終的にはプロデューサーが推していた《心もよう》がA面となり、大ヒットしました。
ですが、《帰れない二人》もまた、当時から名曲として支持されていたように思います。
では、《我が良き友よ》と《ゴロワーズを吸ったことがあるかい》の場合はどうでしょう?
A面は、男臭い蛮カラ風のゴリゴリのフォークソング。
かたやB面は、ゴロワーズというフランスの煙草や、ジャン・ギャバンというフランスの名優が登場し、フレンチポップスの香り漂う洗練されたサウンドの中で、シネマチックな物語が語られます。
私的には、このA面とB面はまるで異次元なのであります!
《我が良き友よ》は大ヒットしましたが、当時《ゴロワーズを吸ったことがあるかい》が大きく話題になったという記憶はありません。(Wikiには『この曲は当初から評価は高かった』とあるので、私が知らないだけかも…)
で、ここからチョー私見でありますが、後編に続きますー♪♪
m(_ _)m
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「ゴロワーズを吸ったことがあるかい かまやつひろし」)




