「あの曲に会いたい」シリーズ(その53) ー ゴロワーズを吸ったことがあるかい(前編)
ふとした瞬間に、耳の奥で鳴り出すメロディ。
どこかの喫茶店で、通りのスピーカーから、あるいは記憶の片隅から――
「あの曲、もう一度聴きたいな」と思うことがあります。
このシリーズは、そんな“音の記憶”をたどるエッセイ(ほとんど独り言…)です。
1960年代から80年代の曲を中心に、ジャンルも国境も問わず、ロックもポップスも歌謡曲もフォークも、何でもありです。
え? 私の年齢? それはヒミツです。
シリーズタイトルは、NHKの番組『あの人に会いたい』のパクリです。(;'∀')
でも、「あの曲が聴きたいなぁ」と思うときって、曲を聴くのと同時に――
当時その曲を聴いていた“自分”に会いに行くような感覚も、どこかにある気がします。
(こじつけ感ツヨっ!)
投稿は不定期で~す。(;^ω^)
ゴロワーズを吸ったことがあるかい
1975年に、言わずと知れた日本の偉大なミュージシャン、かまやつひろしさんがリリースした曲です。
当時大ヒットしたシングル《我が良き友よ》のB面として発表されました。
作詞、作曲は、かまやつひろしさんです。
実は私、《我が良き友よ》はリアルタイムで聴いておりましたが、B面の《ゴロワーズを吸ったことがあるかい》のことは全く知りませんでした。
当然、聴いたこともなく、恥ずかしながら随分後になって知ったのです。
それは、10年後...
(少なくとも、私は当時この曲のことが語られたのを聞いた事も読んだこともありませんでしたが、それって私だけ…?)
10年後の1985年と言えば「AOR(Adult Oriented Rock)」や「シティ・ポップ」が全盛を迎えていた時代です。
そんな中で私はこの曲を初めて聴いたのでした。
(多分、FM放送だったと…)
私の第一印象は、
「カッケェ〜、ムッシュってやっぱスゲェ〜!」
AORのリスナーが好む「キレのあるカッティングギター」「洗練されたブラス(ホーン)セクション」「グルーヴィーなベースライン」といった要素が、この曲の全てに超高精度で組み込まれている、そう感じたのです。
「やっぱムッシュって、今の時代の空気を取り込むセンスがバツグン! そう言えば、10年前に大ヒットした《我が良き友よ》も、当時のフォークブームに見事に溶け込んでいたっけなぁ」
なんて、知ったような、生意気でアホなことを言っていたのであります。
(ヽ(`Д´)ノ そんな奴ぁチョーパンじゃあ、ウリャ!)
で、この後で思い知るのです。
救いようの無い己の無知と浅はかさを…
ある日ーー
「えっ?!この曲って《我が良き友よ》のB面だったの?! うっそぉぉぉ〜〜」
(;゜Д゜)(゜Д゜;(゜Д゜;;;;;;
あぁ〜、今思い出しても、穴があったら入りたい…
(´д`;)
中編へ続きますー♪♪
※この曲は動画サイトなどで検索すると聴けます。
(検索ワード:「ゴロワーズを吸ったことがあるかい かまやつひろし」)




