↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/7

メイ

                           


 メイは学校に向かっていた。学校は歩いて十五分ほど。自転車通学は禁止されていた。

 メイは腹を立てていた。今しがた、母親と喧嘩してきたばかりだったのだ。母親は愛情のつもりで、メイに対していつも色々な事を言った。メイの母は少女時代苦労した。それで、自分の子には苦労してほしくないという気持ちでメイに、あれこれ忠告した。母親はそれが、純粋に娘のためだと考えていた。母親は、それが自分自身の感情を自分で反省できないから、他人にぶつけているのだという事は決して理解できなかった。全ては「他者」として回っている世界だった。

 メイは苛立っていた。彼女は空を見ていた。こんな世界、潰れてしまえばいいと思っていた。


 空は黄色だった。不思議に黄色だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。