第75話 企業戦士、勝利。
本作は「企業×能力バトル」をテーマにした物語です。
商談は戦闘。契約は勝敗。
その結果は株価として市場に反映されます。
現場、会議、市場——すべてが戦場です。
気軽に読んでいただければ嬉しいです。
北海道。
最終決戦。
吹雪。
光。
時間。
全てが交差する。
アレクセイ・ルクス。
《極光》
覚醒。
《光輝回帰》
一秒限定の過去改変。
対する。
時任三郎。
時任明。
二人の時任。
しかし。
決定打が届かない。
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三郎。
最短経路。
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明。
時間減速。
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完璧な連携。
だが。
アレクセイ。
一秒戻る。
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攻撃。
消える。
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勝利。
消える。
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何度も。
何度も。
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海北。
「反則だろ」
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岡田。
「いや」
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「化け物だ」
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アレクセイ。
笑う。
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「光は時間を超えた」
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三郎。
黙る。
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明。
歯を食いしばる。
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勝ち筋。
見えない。
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その時。
通信。
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ノイズ。
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『誰が超えたって?』
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明。
振り向く。
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雪原。
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炎城レオ。
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天城空に肩を貸されている。
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ボロボロ。
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立っているだけで奇跡。
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岡田。
笑う。
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「しぶてぇな」
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炎城。
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「現場だぞ?」
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最後の炎
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炎城。
拳を握る。
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《残火》
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炎ではない。
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燃え残り。
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命の最後の火。
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ドォォォォォ!!
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アレクセイ直撃ではない。
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周囲。
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空気。
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大地。
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雪。
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全部加熱。
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アレクセイ。
初めて驚く。
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「!?」
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極光。
揺らぐ。
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光路。
乱れる。
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熱。
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大気。
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屈折。
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光。
ほんの僅か。
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遅れる。
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たった。
0.1秒。
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だが。
十分だった。
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明。
叫ぶ。
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「今だ!!」
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日本側
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全員。
立ち上がる。
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安間。
防衛領域。
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海北。
海圧。
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ルナ。
地盤支配。
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ミツキ。
最後の蔦。
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風見。
風神。
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水瀬。
水流支配。
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岡田。
拳。
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全て。
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時任三郎へ。
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三郎。
少し笑う。
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「十分だ」
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ラッシュ
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最短経路。
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一発。
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ドォォォ!!
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二発。
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ドォォォ!!
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三発。
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四発。
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五発。
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六発。
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七発。
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極光。
崩れる。
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アレクセイ。
初めて後退。
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三郎。
止まらない。
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北海道。
揺れる。
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最後。
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明。
最大バフ。
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《時間減速》
全開。
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世界。
止まる。
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三郎。
踏み込む。
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そして。
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ドォォォォォォォォォォン!!
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渾身の一撃。
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極光。
砕ける。
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アレクセイ。
吹き飛ぶ。
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雪原。
転がる。
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静寂。
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誰も動かない。
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アレクセイ。
空を見る。
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北海道の空。
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青い。
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しばらくして。
笑う。
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「負けたか」
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三郎。
近づく。
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「いや」
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アレクセイ。
見る。
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三郎。
振り返る。
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岡田。
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安間。
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海北。
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ルナ。
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ミツキ。
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風見。
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水瀬。
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炎城。
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天城。
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明。
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全員。
立っている。
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三郎。
静かに言う。
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「日本が勝った」
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アレクセイ。
目を閉じる。
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そして。
笑った。
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「良い国だ」
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北海道。
防衛成功。
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ルスカ。
撤退開始。
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企業戦争。
北海道決戦。
終結。
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そして遠く。
ヨーロッパ。
高層ビル。
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時任レオン。
モニターを閉じる。
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クロード。
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「終わりましたね」
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レオン。
微笑む。
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「ああ」
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「次は利益確定だ」
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クロード。
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「最低ですね」
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レオン。
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「最高だよ」
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北海道編。
完結。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本作ではバトルだけでなく、企業の成長や株価の動き、
情報戦なども含めて描いていきます。
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今後ともよろしくお願いします。




