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企業戦士戦線(コーポレート・ウォーフェア)  作者: 凡夫 成


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67/71

第67話 企業戦士、光。

本作は「企業×能力バトル」をテーマにした物語です。

商談は戦闘。契約は勝敗。

その結果は株価として市場に反映されます。

現場、会議、市場——すべてが戦場です。

気軽に読んでいただければ嬉しいです。


北海道。


北方防衛線。


吹雪。


雪原。


だが。


戦況は変わっていた。


ルスカ補給基地壊滅。


回復ネットワーク停止。


兵器支援停止。


補給停止。


その影響は大きかった。


雷堂ジン。


雷撃。


ドォォォォ!!


ルスカ兵団。


吹き飛ぶ。


「やっと減るようになったな!」


風見カエデ。


風で敵陣を崩しながら笑う。


「鳩山達のおかげだね」


ルナ。


土槍を叩き込む。


「帰ったら奢るか」


水瀬アオイ。


思わず振り返る。


「珍しいな」


ルナ。


ニヤリ。


「借りは返す主義だ」


水瀬。


少しだけ笑った。


その頃。


北海道上空。


炎。


氷。


激突。


炎城レオ。


《紅蓮爆燃》


全開。


イヴァン。


《永久凍土》


全開。


炎。


氷。


互角。


いや。


炎城が押し返していた。


炎城。


「てめぇは俺が止める」


イヴァン。


「火は消える」


炎城。


「だから、消してみろ」


ドォォォォォン!!


空が割れる。


北海道の空。


炎と吹雪で二分される。


その頃。


別戦線。


安間司。


岡田。


二人が前進していた。


安間。


《防衛領域》


展開。


敵兵団。


前進不能。


岡田。


《超回復》


《超強化》


発動。


拳。


一撃。


ドゴォォォォ!!


ルスカ兵団。


まとめて吹き飛ぶ。


海北。


笑う。


「勝てるぞ!!」


日本側。


士気上昇。


ルスカ側。


後退。


その時だった。


吹雪。


止まる。


風。


消える。


雪。


落ちない。


風見。


違和感を覚える。


「……?」


安間。


初めて表情を変えた。


「来ます」


空。


光。


一本の閃光。


北の空から。


北海道全土を貫く。


ドォォォォォン!!


誰も見えなかった。


次の瞬間。


安間の前。


男が立っていた。


白銀のコート。


白銀の瞳。


アレクセイ・ルクス。


ルスカ北洋企業群総帥。


《極光》


北海道全域が静まる。


アレクセイ。


周囲を見る。


そして。


空を見上げる。


そこには。


鳥化した羽鳥。


索敵中。


アレクセイ。


一言。


「邪魔だ」


光。


ピシュッ。


一瞬。


羽根が舞う。


羽鳥。


目を見開く。


「え……」


次の瞬間。


ドォォォォォ!!


空から墜落。


ミツキ。


「羽鳥!!」


鳥羽。


雪原へ落下。


索敵網消滅。


日本側の目が潰される。


風見。


歯を食いしばる。


「索敵が……!」


アレクセイ。


興味も示さない。


ただ。


合理的に潰した。


そのまま。


安間を見る。


安間。


《防衛領域》


最大展開。


空間固定。


侵入不可。


だが。


アレクセイ。


消える。


安間。


「!?」


光。


空間を迂回。


初めて。


防衛領域突破。


岡田。


飛び出す。


「速ぇな!!」


拳。


振り抜く。


しかし。


アレクセイ。


指を向ける。


光。


レーザー。


ドォォォォォ!!


岡田。


胸部貫通。


吹き飛ぶ。


海北。


絶句。


鳥羽。


担架の上。


「岡田さん!!」


ルナ。


顔色を変える。


だが。


岡田。


立つ。


血だらけ。


胸に穴。


それでも。


肉が再生する。


骨が繋がる。


岡田。


血を吐く。


「痛ぇじゃねぇか」


アレクセイ。


初めて興味を示した。


「不死か」


岡田。


笑う。


「ただの現場だ」


その時。


安間。


前へ出る。


岡田。


横に立つ。


安間。


「無茶をしますね」


岡田。


「お前ほどじゃねぇよ」


安間。


珍しく笑う。


「光栄です」


二人。


並ぶ。


帝央最強防衛。


東都最強現場。


アレクセイ。


静かに構える。


《極光》


最大出力。


安間。


《防衛領域》


最大展開。


北海道。


大地が震える。


その頃。


五稜郭。


医療テント。


ミツキ。


通信を握る。


「まずい……」


「このままじゃ……」


その時。


後ろから声。


「誰がだ」


振り返る。


そこに立っていた。


時任明。


肩には包帯。


傷は残る。


完全回復ではない。


だが。


目だけは戻っていた。


鳥羽。


重傷。


岡田。


重傷。


鷹名。


重傷。


安間。


苦戦。


時任。


静かに戦場を見る。


能力発動。


《時間減速》


世界が遅くなる。


勝ち筋を探す。


ミツキ。


少し笑う。


「状況は最悪」


時任。


前を見る。


そして。


小さく笑った。


「なら」


一拍。


「いつも通りだ」


北海道。


吹雪。


光。


そして。


企業戦争。


ついに。


東都のエースが戦場へ戻ってきた。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

本作ではバトルだけでなく、企業の成長や株価の動き、

情報戦なども含めて描いていきます。

少しでも面白いと感じていただけたら、

ブックマークや評価で応援していただけると励みになります。

今後ともよろしくお願いします。

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