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八章


「先生、さようなら!」

「はい、さようなら」

「澪桜帰ろ!」

「ちょっと私達の事も忘れないでよ!」

「別に忘れてないよ」

「絶対嘘だ!」

「はいはい」



私達五つ子は幼稚園の玄関を出るとママが外で待っていた


「あ、ママ!」

「お帰り、今日はどうだった?」

「楽しかったよー!」

「最初はね皆で自己紹介をしてその後皆で外に出て遊んだの!」

「かくれんぼをしたんだよ!」

「私が最後まで隠れられたんだよ!」

「そうなの、凄いわね」

「ふふ、そうでしょう」

「それを言うなら私が皆を見つけたんだよ!」

「そうだけどさぁ」

「ママ、帰ろうよ~」

「そうね、後は家で話そうか」

「うん!」

「私、助手席!」

「澪那、助手席は大人が座るんだよ!」

「別に良いじゃん!」

「ママ!」

「澪那、後部座席に座りなさい」

「うぅ」

「残念だったね」

「澪桜、覚えておきなよ」

「何を?」

「このっ!」

「きゃ、何すんの!」

「2人共うるさい!」

「あぁもう!騒がないでよ!」




「「「「「ただいま」」」」」


「ほら家に帰ったら手洗いうがいしなさい!」

「えぇ」


……いやえぇじゃないからね?手洗いうがいするのは当たり前だから常識だからね?


「澪桜~これからどうするの?」

「これからって?」

「だから庭で遊んだり、兄妹とゲームとかしたりさぁ」

「私、なにがなんでもしたいとかあまり無いんだよね」

「なんで?」

「前世での環境」

「あんた一体どんな生活してたの?」

「内緒~」

「う~ん……あ!じゃあさ!」

「何?」

「今日から澪桜が〝やりたい〟〝してみたい〟を探すのはどうかな!?」

「私のやりたい、してみたいを探すの?」

「そう!名付けて〝澪桜のやりたい、してみたいを探し隊!〟」

「ぷっ……ククッ」


澪那の言葉に思わず吹き出してしまう


「笑わないで!」

「ごめんごめん」

「んもう!」

「けど、私のやりたい、してみたいを探し隊かぁ~」

「ね、やろうよ!」

「うん!」


こうして私の『やりたい、してみたいを探し隊!』が始まった

おはこんばんにちわ、鳳凰 澪桜莉です


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