七章
「澪桜何にして遊ぶ?」
「う~ん、良く分からない」
「そっか、じゃあ、遊具で遊ぶ?」
「そうだね」
「ブランコは?」
「良いよ」
「ブランコってこぐんだよね?」
「そうだよ」
「……」
「押してあげようか?」
「良いの?」
「もちろん」
「ありがとう」
「それじゃあ座って、これに掴まって」
「うん」
「じゃあ、押すよ~」
「う、うん!」
……どんな、感じ何だろう
澪那が私の背中を押す
ギーコ、ギーコ、ギーコ
私を乗せたブランコは音を軋みさせながら動き出す
ブランコの柵を越えて澪那を越え、青い空に近づく
……ブランコってこんなに楽しいんだ!
やがてブランコの揺れが収まり地に着く
「どう?面白かった?」
「うん!すっごく楽しかった!」
「次は何する?」
「何するのが良いの?」
「澪桜がやりたいことをしたいんだけど」
「だって何をしたいのか分からないんだもん」
「……あんた、前世ではどんな生活をしてたの?」
「澪那こそどんな生活をしてたの?」
「むぅ……」
「澪那~澪桜、一緒にかくれんぼしよっ!」
「零葉ちゃん」
「澪桜、やる?」
「うん!」
「2人共早く来てー!」
「うん!」
「誰が鬼をするの?」
「じゃんけんで良いじゃん」
「鬼決めは?」
「どんなの?」
「零桜知らないの?」
「知らないよ、澪那は?」
「いや、私も知らない」
「鬼決めはね皆で丸くなって、足を出し合って指差しで最後まで残った人が鬼になるんだよ」
「へ~」
「そうなんだ」
「ほら、皆足を出して」
お、に、き、め、お、に、き、め、き、み、が、お、に、だ、よ
「鬼は、澪桜ちゃんだね」
「うん」
「30数えたら探しにに来てね」
「よし、皆隠れるよ!」
……15数えるんだね
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、……30
よし、探そう!」
……どこから探そうかな?とりあえず校庭を一週する感じで探す感じにしようかな
まず私はブランコの近くの滑り台の裏をみる
すると、クラスの1人が隠れていた
「佐川さんみーつけた!」
「早くない!?」
「そうだね」
……残り五人
「どこにいるのかな?」
私はぐるりと見回す
……ん?お城?
滑り台とは反対側にあるお城に目が入った
お城と言っても2~3人が入れるかどうかの大きさの灰色の所々壊れている古びたお城だ
中を見ると
「星羽お兄ちゃん、零葉お姉ちゃん、星斗お兄ちゃん、みーつけた!」
私の兄妹がぎゅうぎゅうになって隠れていた
「見つかちゃった」
「良い場所だと思ったのにな」
「澪桜って探すの上手だね」
「そう、なのか?……狭くないの?」
「「「狭い」」」
と聞くと口を揃えて言った
「だろうね」
「ほら、星羽早く出て!」
「分かってる!」
「澪桜、澪那は見つけたの?」
「まだだよ」
「後何人?」
「澪那だけだよ」
「まじかよ!早く探せよ」
「分かってる!」
……一体澪那はどこに隠れたわけ?
「後見てないのは小さめの小屋の中だよね」
中を見ると
「澪那!見っけ!」
「うわあ見つかっちゃった」
中で丸くなっている澪那を見つけた
「むぅ、良い隠れ場所だと思ったのに」
「澪那が最後だよ」
「本当!?うわまさか私が最後だなんて!」
「なんでここに隠れたの?」
「んふふ、秘密」
「えぇ教えてよ~」
「んふふ、ほら皆の所に戻るよ」
「え?あ、ま、待って!」
おはこんばんちには、鳳凰澪桜莉です
七章を楽しんでくれましたか?
八章も楽しみにしてくれると嬉しいです




