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六章


4年後




私は現在4歳になりました




そして、この4月から幼稚園に通う事に




「行ってらっしゃい」

「バイバイ」

「お仕事頑張って」


と私と澪那はお母さんにバイバイする



「行かないで!」

「嫌だぁ~!」

「ママァ~!」


と私の兄妹達はママに泣きついている


……なんか恥ずかしいな


チラッと澪那を見ると


澪那と目が合う


私達はやれやれと言うように肩を竦める


「ほら、ママはお仕事で忙しいんだから離れて」

「澪那の言う通りだよ、ほら園に行こ!」


それでも中々離れない


……これどうするよ?


幼稚園の先生は


「澪桜ちゃんと澪那ちゃんはしっかりしてるね」

「ほら、2人を見習ってママにバイバイしよう」


なんて言ってる


しまいには


「あぁもう!知らない私先に教室に行く!澪桜も、行こ!」

「え、あぁうん」


と3人を見放して私を引きずるようにして教室⎯⎯⎯⎯⎯⎯「桃組」に入った



「初めまして、私は北島 明日香(きたじま あすか)と言います、皆これからよろしくね!」


幼稚園の先生は大抵そんなフレーズを言う


「今日は皆で自己紹介をしたいと思います名前を呼ばれたら前に出てきて自己紹介しようね」


……自己紹介、かなんて言えば良いんだろう?


なんてぼーと考えている間クラスの子は自己紹介をしていく


「じゃあ、次は葉月 星羽君」

「は、はい!」


……あ次は、星羽なんだ


「俺の名前は、葉月 星羽!これからよろしくお願いします!」


「上手に出来たね~じゃあ、次は葉月 零葉ちゃん」

「はい」


……どうやら五つ子を同時に自己紹介をさせる気みたい


「私は葉月 零葉です、仲良くしてくれると嬉しい、です」

「次は星斗君」

「はい」


「はぁ~自己紹介なんて面倒な事なんでしないといけない訳?」

「あはは」

「どうせ、1年経てばクラス替えで別々になるのに意味分かんない」


……まぁ澪那が言ってる事も一理あるのかな?


実際に1年経てばクラス替えで別々になるのに自己紹介をする必要性を澪那は感じてないみたい


「⎯⎯⎯⎯⎯それじゃあ次は澪那ちゃん」

「……はい」


……いかにもやりたくなさそうな言い方だ


「葉月 零那です、別に皆と仲良くするつもりはありませんので話しかけないでください」


……澪那、そんな事言われたらどう反応して良いのか分からないからね、皆固まってるからね?


「自己紹介終わりましたよ?」

「え?あ、あぁそうだね!」

「どうかしました?」

「ううん、なんでもないよそれじゃあ、次は澪桜ちゃん!」

「はい、葉月 澪桜です、一年間よろしくお願いします」

「それじゃあ、次は⎯⎯⎯⎯⎯」



「はい皆上手に自己紹介出来たね!それじゃあ今度は外で遊ぼうか!」


……外で遊ぶ、か


前世の私はもちろん外で遊んだ事が無かった


「……遊べるかなぁ」

「ん?どうかした?」

「あ、えっと……」

「聞くよ?前世の記憶を持つ同士協力するよ」

「うん、実は……前世での私は生まれつき体が弱くて物心がつく時には病院に入院する事が当たり前で……」

「そっか……けど、今は違うでしょう?」

「え?」

「前世でのあなたは知らないけど今のあなたは健康な体を持ってるでしょう、せっかくなんだから外で遊ぼうよ」

「うん……そうだね」

「ほら、行こう!」

「うん!」

おはこんばんちには、鳳凰 澪桜莉です


六章は楽しんでくれましたか?


これからも楽しんでくれると嬉しいです

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