表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

五章



私は隣で寝ている澪那にそっと声をかける


「ねぇ、澪那起きてる?」


もし、反応無しだったら生まれ変わりが私だけの話し


……まぁ、昼間のをアレをみたら疑いたくもなるよ


澪那を見る


反応は無い


けど、寝たふりなのかもしれないから


「私ね、昼間見たんだよね……澪那が2本足で立って歩くのを」


⎯⎯⎯⎯普通の赤ちゃんなら出来ないよね?


そう言うと……


「……はぁ見られちゃったかぁ……」

「?!」


澪那が喋りだした


そして


「見られてないと思ったんだけどなぁ」


と私にばれたからなのか取り繕う様子も無しに喋る


そして


「君もなんでしょ?」

「へ?」

「転生者なんでしょ?」

「……」


自然にとごく当たり前のように聞く


「……そうだよ」

「やっぱり」

「え?」


何故か確信を持ってるような言い方をする


「昼間」

「え?」

「星羽と零葉が泣いた時あなたうるさそうに顔をしかめてた」


私は言葉を失った


予想外の事を言われたからもある


……けど


「それだけ?」

「え?」

「いや、だってそれだったら星斗も出来る事じゃない?」


そう言うと澪那は


「ううん、出来ないよ」


と私の主張を否定した


「なんで?」

「だって⎯⎯⎯⎯⎯寝てたから」


……は?


私は耳を疑った


……寝てたから?意味分からないんだけど


「どういう事?」

「星斗は寝てる間は絶対に起きない」

「その根拠は?」

「入院中とか場所時間関係無く寝てるたとえどんな大きな物音でも」

「……絶対?」

「絶対」


……確かに普通ならあの泣き声でも起きなかったよね


私は昼間の光景を思い出す


居間に私達五子とお母さんがいて


澪葉と星羽が大声で泣いてるのに全然起きる様子はなかった


少なくとも物心がつくぐらいの歳の子はうるさくて起きると思う


現に私は起きた


「ところでさ、澪桜は何が原因で転生(死んだ)したの?」

「じゃあ、どうして澪那は転生(死んだ)したの?」


何となく原因を答えたくなくて質問を質問で返した


「ん~秘密」

「じゃあ、私も秘密」

「けど、この事は私達だけの秘密だよ?」

「分かってるよ」

「じゃあ、おやすみ」

「うん、おやすみ」


この夜私達は小さなけど、私達にとっては大きな約束をした

おはこんばんにちは、鳳凰 澪桜莉です。


五章を読んでいただきありがとうございます


六章も楽しみにしてくれると嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ