OK
作戦決行は来週の木曜日朝ヒトマルマルマル。
おっぱいに貴賎ナシ。奴がくっつかないならオレが彼女を作るしかないのだ。
当然ながら、彼女がいきなりできる訳もないから、まずはお友達を…。
「と言う訳だ」
「なんでそんなに自慢気に」
オイコラ。お前に取ったら大した事ない話かもしれないが、非モテ男子に取っては天地が動くくらいに一大事なんだぞ?
「はぁ、お前には常識が通じないからヤダわ」
「いや、そんな事はないと思うけど…」
まぁ、恨むならクララ嬢を恨みな。
今回の場を設けるにあたって“海人を巻き込まない事”が最低条件だからな。
やたらと海人を前に出していたから、海人に女の子を押し付けようとするのがバレバレだったと言うのだ。
~回想~~~~~~
勉強会中に、話をつけてきてくれたクララ嬢が紙袋を抱え帰ってきた後。図書館の自販機ウラに連れて出された時の話なるのが…。
「話は纏めてきたけど、海人君はメンバーから除外してもらうわよ」
「え゛」
「その反応だと、やっぱり海人君をからませるつもりだったのね」
「いや、そうだけど。違くて海人をダシに使ってる訳じゃないからね!?」
「そうよね。海人君をエサに女の子に何かししようとしてない事くらい皆知ってるわ」
海人を囮に女の子引っ掛けるようなクズ思考でなくて良かったとは思うが、皆が知っている?
「女の子だと割と多いのよ。身内や親しい人とくっついて欲しくなくて、男友達紹介しようとする子」
「いや、ちげーし」
「…違うの?」
それなら、どんどんアイツにすすめてるからな。
「それなら、海人君を好きな女の子が狙いなのかとも思ったけど、それは何か違う感じなのよね」
「…」
「海人君は海人君で別の誰かを見てるみたいだし。私としては、渥美君が何か隠してるんじゃないかと」
「何かって何を?」
「生き別れた双子の妹とか」
「ないない」
「本当は渥美君?」
「おいおいおいお!?」
バサリとオレの服を捲り上げひと撫でするクララ嬢は、困惑の表情と言葉を続ける。
「…おっぱいじゃないものね。これで渥美君が女の子とかなら解るのだけど…」
「いや、どう考えてもその理由は…」
「無茶苦茶なのは判ってるわ。黒鯛じゃあるまいし、人間で性別かわるなんてメッタにない話らしいし」
ほぼ正解だよ?時間外だからわからないだろうけど。
推理としては間違ってない。
「おお、ちょっとマジ勘弁して!?」
後ろから男子の胸をまさぐり続けるのはやり過ぎじゃないかな?
「もしかして、あたってる感じ?」
「背中におっぱいがなっ!!」
「嫌々なのにエロさがない?やっぱり嬉しくないみたいね」
な に が !?
-ねぇ、私の秘密を一つ教えてあげるから…
~~~~~~~~~
「まぁ、お前と二人でいけば散々な目に合うだろうしな」
集まるのは複数人いるが、来週とお盆休みに1日確定している。
流れに持ち込めたらアリな子達ばかり集めてくれたと言ったが知り合い達から渡されたお土産に問題があっただけ。
同人作家と言うらしいんだが、そんな秘密と引き換えにするつもりはねぇっ!!
梅雨の腐りやすい時期に放置されたせいですかね




