誰がどうし
幸いにも今は夏。身体を流し頭を洗い湯船に少しだけ浸かり身体を拭く。
暗くはならないが五時前に風呂から上がれた。
浴衣ではなく、持ってきたシャツとジャージに着替える。
風呂は広く、三人くらいなら入れそうなサイズだったが、海人はなんで幸村さんが入ってる時に突撃かましたのか。
おかげで、入れ替わりですぐ風呂にはいれたけどなぁ。
髪の水気をタオルで拭きながら二階に戻る。
長湯したら、女の子来てキャーとか期待あるけど、先に女の子になっちゃうからね。
「お?早かったね…」
「なんとか間に合ったよ」
「オレら長湯したからゴメンね」
部屋に戻ったら、幸村さんもいてポータルDVDを見ようとしてた所だった。
ミニスカ天国、中出汁アスリートetc…。
幸村さんが、手にしていたパッケージの名称にゴザル。
海人、床に散らかってるから、手にしてるのを後ろに隠してもムダよ?
「無修正は?」
「…裏はないかな」
残念。無修正はないようだ。
その後、海人が持っていた奴“巨乳女子〇生ミカナちゃん”と言う素人ものを鑑賞。
なんか、若いだけで色々微妙だった。
有名のアニメのDVDを幾つか置いていってくれたので、夕飯まで二人で見てた。エロDVDの存在をしきりに気にしてた。
ご飯食べて夜中にコッソリ見てもいいぞ。寝起きにゴミ箱チェックなんて無粋なマネはしないからよ。
「見たいなら後で見るか?」
「友達と一緒にとか微妙すぎる」
他の連中結構やってるらしいじゃん?
先輩から借りてきたのを、部活仲間で見たりさー。
「さっき見たんだし」
「幸村さん居たし、断れなかっただけだよ。奏と二人だけじゃみないから」
「じゃあ、下りがてら返してこよう」
「いや、ちょっと待ってっ!?」
大量のエロDVDを見る機会など早々なく、オレが見てみたい訳だから無論フリであるが、アニメ以外の物を手に取ろうとしたら海人が止めに入った。
「幸村さんの沽券にかかわるので、せめて裸持ってくのだけはやめてあげて下さい」
手首つかんで懇願された。
………………………………そうだな。
でも、下の食堂で鍋ふるってる最中に、人前で借りたエロDVDの束を裸で返すほど鬼畜な諸行はない。
てか、オレも被弾するし流石にそれはやらないからな。
まぁ、夕食後に幸村さんにDVDの感想を聞かれたので、いつか実行してやろうと思ったのは内緒だ。




