日産苦戦 ゴーン追放のツケ?
初出:令和6年12月2日
カルロス・ゴーン氏を追い出した日産自動車が苦戦しているようです。
日産自動車の今年4月から9月までの中間決算は、営業利益、最終的な利益ともに90%を超える大幅な減益となりました。
大幅減益は米国市場や中国市場で販売不振が続いたため。このため同社は世界市場で生産能力を20%削減し、9000人の人員削減を行うと発表しました。
Q:日産自動車の昨今の低迷はカルロス・ゴーン氏を同社から追い出したことと関係ありますか?
A:関係ある
B:関係ない
さて、いかがでしょう。
このニュースをレバノンにいるカルロス・ゴーン氏自身はどう受け止めているでしょうか。おそらく「ざまあみろ」といった感じでしょうか。
いずれにせよ、日産の今回の減益とゴーン氏の関係を指摘した記事は少ないようですが、傍から見ていて彼を手放したことのツケが回って来たといった感じを受けます。
1. 経済マスコミの”大谷選手”
現在は国外逃亡した指名手配犯のゴーン氏ですが、ゼロ年代、日産をV字回復させたときのゴーン氏はマスコミから大絶賛されていました。
当時、私は日経ビジネスを定期購読していましたがゴーン氏は読者アンケートで「尊敬する日本の社長」で堂々の1位を獲得。ゴーン氏は着物姿で同誌の表紙モデルになりました。
テレビでもゴーン氏はスター扱い。
日産車(フェアレディZ?)をゴーン氏自らかっこよく運転し、助手席には美人女優を乗せ、テレビ局に向かうところを生中継。テレビ局に着くと、ゴーン氏と女優はスタジオに出演し、”自動車の将来”について他のコメンテーターたちと座談会。
こんなテレビ番組を見た記憶があります。
当時、ゴーン氏はさながらビジネスマスコミ界の”大谷選手”のような存在でした。
2. NPBの助っ人外人選手
ところで日本のプロ野球、NPBでは、各チームともMLBなどから外国人選手を数名雇っています。
彼らは”助っ人外人”と呼ばれ、年俸が高額だがその分ホームランをよく打つなど優れた選手が多いようです。
チームとしては、高額年俸を払ってでも戦力を補強したい場合に、助っ人外人選手を雇います。
助っ人外人選手には当たりはずれがあるようです。
年俸のわりに活躍できなかったり、逆に期待以上に大活躍する選手もいます。
また野球の成績はよくてもチームの練習をさぼるなど、素行の悪い選手も多いようです。
チームのフロントはそれらを総合評価した上で、助っ人外人選手を採用するかどうかや年俸の額を決めなければなりません。
NPBで素行の悪い外人選手を連れてきた場合、外人選手自身も悪いですが、チームのフロントの責任も大きいでしょう。
3.助っ人外人の受け入れ方
ゴーン氏もビジネス界の助っ人外人選手のようなものです。年俸は日本人社長より桁違いに高額だが、そのかわりV字回復を実現できる経営手腕を持っています。
また奥様の誕生日会を会社の金を何億も使ってベルサイユ宮殿の一室を貸し切って開くなど、日本人なら考えつかない豪遊も、日本的には”素行の悪さ”に思えます。
しかしながら、ゴーン氏のよい面も悪い面も含め、彼を日産に連れてきた日本の経営陣の責任を問う声が聞こえてこないのはどうしてでしょうか。
V字回復を望むなら助っ人外人社長、緩やかな回復でいいなら低年俸で素行に問題のない日本人社長。この二者択一を選択する必要があります。V字回復だけ望んでその代償は払わないなどという虫のいいことは許されないでしょう。
4.ゴーンに大赦と税の免責
提案ですがゴーン氏を無罪にし、追加徴税は免責にして日本に帰国させてはどうでしょう。
もう一度、日産の経営者になり、V字回復を目指してもらうのです。
昨今、世界中の悪しきグローバリズムの潮流か、多数の移民の外国人が日本を占拠するようになってきています。
このため治安は悪くなり、戸建てに老人が住むのが危険になってきています。
こうした移民の外国人は極力、本国に返し、日本の土地や不動産は日本人が保有すべきです。
その一方でゴーン氏のような卓越した才能を持った外国人は名誉市民として日本に受け入れるべきではないでしょうか。
(つづく)




