新時代の軍事力 <100回記念>
初出:令和7年1月19日
さて、「『C:富士山』を探せ! 時事問題のプロパガンダ分析」ですが、おかげさまで今回で100回目になります。
100回記念ということで、特別なテーマを選んでみました。
Q1: 憲法九条を改正して自衛隊を軍隊にすべきでしょうか
A:YES
B:NO
Q2:米軍からオスプレイは購入すべきでしょうか
A:YES
B:NO
Q3:日本の軍事力は強化すべきでしょうか
A:YES
B:NO
とりあえず、「富士山回答」はさておき二択から選ぶとすると、私の回答はB、B、Aです。
憲法九条は改正すべきでなく、オスプレイは購入すべきではありません。
ただし日本の軍事力は強化すべきです。
世の中には右翼と左翼の二つしか思想がないと思っている人がいます。右翼ならA,A,Aを選び、左翼ならB,B,Bを選ぶはず。こう考えている人から見て、私の回答、B、B、Aは理解不能かもしれません。
実のところ私は独立国たる日本の軍事力は強化すべきだと主張します。ところがなぜ憲法九条改正に反対なのか。オスプレイ購入に反対なのか。それはこれらが日本の真の軍事力強化につながらないからです。
日本は第二次世界大戦で米国に無条件降伏した後、GHQの植民地になりました。その後、1950年のサンフランシスコ講和条約で表向きは独立国になりましたが、まだ実質的には米国の植民地でしょう。
こうした植民地状態で憲法九条を改正したらどうなるか。CIAは日本を中国、北朝鮮、韓国と敵対させ、場合によっては戦争させるために自衛隊を軍隊化したいのです。
まず日本が米国からの植民地状態から脱却してからでないと憲法改正は危険です。そのためには安保を破棄し、在日米軍基地を完全撤廃することがまず必要でしょう。またスパイ防止法を制定して国内のスパイをすべて追い出すべきです。
次にオスプレイはなぜ買ってはいけないのか。
これはおわかりの方も多いと思います。オスプレイは軍事兵器の欠陥品なのです。多額の血税で軍事兵器を購入するなら欠陥品でなく、最新軍事兵器を購入すべきです。オスプレイは米軍自身が欠陥品のため使っていません。
米軍の最新軍事兵器には何があるか。たとえば無人爆撃機、気象兵器、生物兵器、小型純粋水爆、サイバー攻撃のノウハウなどでしょうか。これを米軍が販売するかどうかはともかく、買うならこういう軍事兵器を買うべきでしょう。さもなければ日本の軍事力は強化されません。
世界最強の軍事国家は米国だから、米国に隷属すれば助けてもらえる。だから普段は米国の言いなりになる。こうした絶対強者崇拝主義は時代遅れではないでしょうか。
会社の上司にこびへつらえば自分のリーマン人生は安泰。こうした昭和的発想は崩壊しつつあります。いつ会社をリストラされるかわからないし、会社自体も存続しないかもしれない。このためリーマンに価値観の変革が迫られています。
国と国の関係にも同様の価値観の変革が迫られています。従来型の米国隷属主義では日本には何のメリットもありません。
1.日本版DARPAを提言
かつて戦前の旧日本軍は零戦や紫電改などすぐれた戦闘機を自国で開発していました。そして戦後すぐ、戦闘機開発力をGHQによって解体されました。
かつて世界一だった日本の半導体産業が20年ぐらいで衰退したのと似ています。
軍事兵器は輸入するのでなく、自国で研究開発し、自国で生産すべきです。
一国の軍事力は科学技術力で決まります。最新軍事兵器を開発する科学技術力がすべてです。
米国には国防高等研究計画局(DARPA)と呼ばれる組織があります。ここが軍事科学技術の研究開発を行い、先端的な研究成果を生み出しています。
日本にもこれに相当する組織を作り、米国のまねでなく、オリジナルな最新軍事兵器を研究開発してはどうでしょうか。
オリジナルな兵器というと旧日本軍の風船爆弾を思い出します。
風船爆弾では頼りない。やはり米国から兵器は輸入した方がいい。あなたがもしそう思うなら旧日本軍の731部隊を思い出してください。
悪名高い731部隊ですが、今日の生物兵器はもともと旧日本軍が最初に開発していました。
日本にもオリジナルな最新軍事兵器を研究開発する能力はあるはずです。
2.新エリートは軍事科学研究者と外交官スパイ
日本の高校では成績のいい生徒は大学の医学部を目指す傾向があるようです。医者になると普通の人よりステイタスも高く、経済的にも儲かるからのようです。
しかしながら私は勉強のできる子供は日本版DARPAの科学技術者を目指してほしいと思います。優秀な人材がこぞって軍事科学技術の研究者、または技術者になれば、日本の軍事力は向上します。
このためDARPAの科学技術者を高給にしてエリートコースにする必要があります。
また勉強以外に運動もできる文武両道の子には外交官スパイというエリートコースも用意すべきでしょう。外交官スパイは語学や国際法、テーブルマナーなど従来の外交官に必要な素養に加え、工作員として活動できるノウハウを習得する必要があります。
射撃や格闘技、盗聴器の使い方など、プロのスパイとして通用しなくてはなりません。
プーチン大統領も(パパ)ブッシュ大統領も前職はスパイでした。スパイはどの国でもエリートなのです。
日本でも外交官スパイから元首クラスの政治家になる道を用意してはどうでしょう。
また軍に所属するDARPAの科学技術者は、軍事演習訓練に参加すれば、将来、軍のトップクラスに出世できるようにしてもいいでしょう。
3.まとめとして
いずれにせよ日本が現在のような米国の半植民地状態ではすべて夢物語です。まずは米国から独立することが第一歩でしょう。
戦争はできるだけ回避すべきですが、独立国として軍事力は強化すべきです。
またどこか強国の属国になるのでなく、自国の意志で周辺国である中国、朝鮮、韓国、ロシアなどと平和外交を構築すべきです。
まだ書き足らないことはありますが、とりあえず100回記念の特別投稿は以上とします。
(つづく)




