オスプレイ墜落に寄せて
初出:令和5年11月30日
11月29日、鹿児島県、屋久島沖で米軍輸送機オスプレイが墜落しました。オスプレイはこれまでに何回か墜落事故を起こしていますが、日本は米国から税金でオスプレイを購入しています。
Q:オスプレイをどう思いますか?
A:今後、日本はオスプレイを購入すべきでない
B:今後とも日本はオスプレイを購入すべきだ
さてみなさんの「富士山回答」はいかがでしょうか。
1. オスプレイのオープンソースハードウェア化を
ところでみなさんはオープンソースハードウェアという語をご存じでしょうか。
エレクトロニクスやITの分野で注目されている工業製品の設計開発に関わる専門用語です。
工業製品の設計データをネットで公開し、誰でも無償でその製品を開発できるようにする。これがオープンソースハードウェアです。
もともとオープンソースはソフトウェアから始まりましたが、ハードウェアの設計図も手書きからPC上のCADデータへと移行するにつれ、ハードウェアでもオープンソースが可能になりました。
私がもし日本の独裁者で、日本国民の幸福を願うとしたら、まずオスプレイのメーカーにオープンソースハードウェア化を掛け合います。そのための費用を支払ってもいいでしょう。
次に新明和工業や三菱重工など国内企業にオスプレイを内製化させます。このとき軍用でなく民間郵送機に変え、墜落しないよう安全面を強化します。
さらに離島にエアバスとして国産オスプレイ便を作ります。
これと並行して離島の再開発を推進します。都会の過密地の住人を過疎地である離島に移住するよう促します。
オスプレイで離島の住民が本土の職場まで通勤することも可能です。また離島間の移動もオスプレイのエアバスで簡単になります。
2. 日本は島国であるべき
日本は島国と言われますが、どうでしょう。日本列島最大の島である本州に人口が集中し過ぎて、島に住んでいるという感覚が希薄なのではないでしょうか。
北海道、九州、四国、沖縄の住人なら確かに島に住んでいるという感覚がかろうじで得られるかもしれませんが、しかし島と言えばやはり離島です。
離島の住民は島に住んでいるという感覚は味わえますが、日本全体で離島の住民は少数派です。
一つの島の住民はマイノリティーですが、多くの人が離島に移民すれば、全体として島民はマジョリティーになります。
現在もそうですが、離島は自然環境が豊かで、住民の住居面積も広く、生活必需物資の自給率が比較的高いのではないでしょうか。この離島の長所を残しつつ、物流は貨物船、人の移動はオスプレイを中心に発展させていってはどうでしょう。
もとよりブロードバンドさえあれば、情報生活ではどんな辺境地も都会にくらべ、ハンディーはない時代です。
これは東京一極集中と真逆の発想です。
3. オスプレイを巡る逆「東京一極集中」化
さてオスプレイの墜落事故からかなり脱線しましたが、私の「富士山回答」は①オスプレイの国産化と民間エアバス化、②離島再開発と都心過密地から離島への人口流入、といった感じでしょうか。
過密地から離島など僻地への人口移動は過密地の住人にとってもメリットがあります。
都内ではこれでもかというぐらい狭小住宅が立ち並び、その合間に行政の箱物が膨大な敷地を陣取っています。都内の人口を減らし、無駄な箱物を減らし、土地と税金を庶民に返してほしい、というのが私が日頃考えている意見です。
(つづく)




