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「C:富士山」を探せ! 時事問題のプロパガンダ分析  作者: カキヒト・シラズ


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コロナワクチンのノーベル賞と勲章不要論

初出:平成5年10月8日


 本年度のノーベル生理学・医学賞は、米国ペンシルバニア大学の研究者、カタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏が受賞しました。両氏は新型コロナウイルスのmRNAワクチンの開発に貢献しましたが、これがノーベル賞受賞理由です。

 さて、ツイッターでは早速、ワク信派と反ワク派の間でバトルが勃発しています。

 「コロナワクチンの開発者がノーベル賞ということはワクチンは安全であり、ワクチンは接種すべきであることが世界的に証明された」とワク信派がツイートすれば、反ワク派は負けじと「ノーベル賞自体の権威が下がっている」と応酬します。


Q:コロナワクチンの開発者がノーベル賞を受賞したので、ワクチンの安全性が証明されたと思いますか。

A:思う

B:思わない


 私はノーベル賞に限らず、あらゆる勲章の権威がここ最近、下がっていると感じています。

 去年、ビル・ゲイツが途上国への感染症対策に取り組んだ功績で、日本政府から旭日大綬章を受賞しました。しかし陰謀論的には地球の人口削減を目的に人民に殺人ワクチンをばらまいた張本人が勲章です。

 そもそも東京大空襲で日本人10万人を殺戮した米軍の指揮官、カーチス・ルメイも戦後、旭日大綬章を受賞しています。「一人を殺したら殺人だが10万人殺したら英雄」という言葉はそもそもカーチス・ルメイから来ているのでしょう。

 旭日大綬章受賞者を尊敬しろと言われても、無理な話です。


1.平和賞はインチキ?


 大江健三郎がノーベル文学賞を受賞したとき、芥川賞を受賞したばかりのドイツ在住の作家、多和田葉子が雑誌に手記を寄せました。

 それによると欧米人たちの常識では、ノーベル平和賞はインチキ、文学賞も半分インチキ、自然科学系のノーベル賞だけが価値ある賞とされているようです。

 スウェーデンのストックホルムにノーベル賞の選考委員会がありますが、そのスポンサーは実質、ユダヤ金融資本。したがって中東問題では親イスラエル寄りの政治家や活動家でなければノーベル平和賞はもらえないとのこと。文学賞の場合、恋愛小説など政治と関係ない小説を書いている場合は問題ないが、政治思想の強い文学もあり、この場合、ユダヤ金融資本に受け入れられない思想だったら、受賞は難しいとのこと。

 大江健三郎の場合、特にユダヤ金融資本に媚を売る小説を書いていないのに受賞したということは、彼の実力は本物。多和田葉子の周囲のドイツ人たちはそのように大江を高評価しているとのことでした。

 しかしながら、私に言わせれば自然科学系のノーベル賞も微妙にインチキではないかと勘ぐっています。

 ちなみに多和田葉子は村上春樹に次いでノーベル文学賞候補の日本人作家とされているようです。

 

2.ソニーのノーベル賞


 ソニーの発明のうち江崎玲於奈博士のエサキダイオードだけがノーベル物理学賞を受賞しました。一方、ウォークマン、CD、ブルーレイなどはノーベル賞をもらっていません。

 ところがエサキダイオードはどこで使われているのでしょうか。ショットキーバリアダイオードなら知ってますがその亜種でしょうか。私は仕事で半導体を扱うことがありますが、エサキダイオードなど使ったことがありません。こういう役に立たないものがノーベル賞というところに私は陰謀を感じます。

 その一方でウォークマン、CD、ブルーレイなど、ソニー製品の経済効果は絶大です。ウォークマンはオーティオ機器を小さくしただけで学術的ブレークスルーはないのでノーベル賞にならなかった。こういう説明を私は新聞や雑誌で複数回目にしました。

 しかしながら、バブル時代、エレクトロニクス分野で世界経済を席巻した技術大国日本。日本人にとっては誇らしいことですが、欧米やユダヤ金融資本からするとこれは脅威だったのではないでしょうか。

 今となっては日本は技術力も経済力も失いましたが、バブル時代、日本企業ソニーの本当の発明を評価しなかったのがノーベル賞だったのです。



3.勲章不要論


 古今東西、そもそも勲章は軍人に与えれるもので、軍人以外は原則、勲章制度はなかったのです。

 日本の場合、戦後、GHQの命令で軍人に勲章は禁じられ、文人に勲章が与えられるようになりました。


 ところで税金を投入して学術分野や芸術分野の功労者に勲章を与えることは、価値観の強制につながります。価値観の多様化が謳われる時代、行政が勲章で特定の人物、組織、価値観に肩入れするのはやめるべきだと思います。

 ましてはサブカルチャー分野を勲章の対象にするのはもっての他です。サブカルチャーは民間にまかせ、行政は規制も助成もせず、自由に泳がしておくべきです。サブカルチャーのいくつかは時代の流れて淘汰されるものもありますが、自然の流れにまかせるべきで行政は口を出すべきではありません。

 私は税金を使った勲章は廃止すべきだと思います。一方で出版社が主催する文学賞など税金を一切使わず、民間会社が主催する賞だけは存続していいと思います。


4.ドストエフスキー文学賞を創設しては?


 今年のノーベル文学賞は「ノルウェーの森」でなく、ノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ。ハルキストたちのため息が聞こえてきそうです。

 いっそのことロシアのプーチン大統領にドストエフスキー文学賞を創設してもらい、第1回受賞者に村上春樹を選出してはどうでしょう。

 ドストエフスキー文学賞は世界的に活躍した作家に与えられる世界最高峰の文学賞という設定にします。ドストエフスキーを尊敬している春樹にしてみれば、ノーベル文学賞よりこちらの方がうれしいのではないでしょうか。


 しかしながら「なろう」ユーザーにとり、文学賞受賞の事実よりも、面白い小説を読んだり書いたりするのが本物の文学体験のはず。賞を受賞しても読んでつまらなかった小説より、賞はもらってないが読んで面白かった小説の方が価値があります。

 こうした意味でやはり勲章不要論を私は主張したいと思います。


(つづく)


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