スシロー事件「空売り」疑惑 今こそ分散経済社会を
初出:令和5年2月3日
大手回転寿司チェーン店『スシロー』では、SNSに”いたずら”動画を投稿されたことが話題になっています。
動画では、店内で金髪男子高校生が、備え付けの醤油ボトルの注ぎ口を舐める、未使用の湯呑みを舐め回す、レーン上のお寿司に自身の唾を塗りたくるなど、迷惑行為をやり放題。
『スシロー』の客からしてみれば、これでは自分が食事をする際に衛生状態に疑問符がついてしまいます。
後日、当事者の高校生と動画投稿者である高校生の保護者が運営会社『あきんどスシロー』社に謝罪しましたが、同社は「刑事、民事両面から厳正に対処する」と強気の態度を緩めません。
Q:『スシロー』の今回の事件をどう思いますか?
A:金髪の男子高校生とその保護者が悪い
B:『スシロー』の管理体制が悪い
いかがでしょうか。
1.ホリエモンの解釈
今回の『スシロー』事件に対し、各界著名人が様々なコメントを寄せていますが、興味深かったのはホリエモンこと堀江貴文氏の発言です。
今回の事件で『あきんどスシロー』社の株の時価総額が1日で170億円減少したとのこと。仮に誰かが「空売り」を仕掛けたら、最大でまるまる170億円儲けになる計算になります。
「空売り」とは現在所有してない株式を市場価格で販売し、後でその株を購入するという先物取引です。この場合、販売時より購入時の方が株価が下落していたらその差額が利益になり、逆に株価が上昇していたら損益が発生します。「空売り」をする投資家は、将来下落すると思われる株を売ります。
もし「空売り」する人もしくは組織が今回の”客テロ事件”を企画していたらどうでしょう。高校生と動画撮影投稿者にバイト料を支払い、自作自演で最大170億円儲けるのです。
堀江氏は断言しないものの、このような可能性について言及しました。
以前このエッセーで『くら寿司』の”バイトテロ”について取り上げました。またマクドナルド陰謀論にも言及しました。
今思えば、この二つの事件も似たような「空売り」を利用した自作自演金融テロが真相だったのかもしれません。『くら寿司』も”バイトテロ”で株価は下落したでしょうし、マクドナルドでも連日、ハンバーガーに異物が混入していたというニュースを流されたら株は暴落するはずです。
どちらの場合も「空売り」で大儲けできます。
思えば陰謀論のアイコン的事件と言っていい911自作自演テロからして、世界貿易センタービル関連株の「空売り」が絡んでいたのではないでしょうか。
2.脱金融資本主義と分散経済社会
もし上記の「空売り」を利用した自作自演金融テロが事件の真相だとしたら、私の富士山回答は、「脱金融資本主義経済を目指せ」、「資本を集中から分散へ移行せよ」といったところでしょうか。
現在の金融資本主義経済では以下のような特徴があります。
①できるだけ物資とサービスを貨幣化する
②できるだけ大企業を株式市場に上場させる
③未上場の中小零細企業を冷遇し、できるだけ大企業に市場シェアを独占させる
④上場企業の資産、つまり世の中の資産は株式を保有する大手金融業に集中する
⑤一国単位で見ると、メガバンクや大手証券会社などに富が集中し、世界規模で観察すると、ニューヨーク・ウォール街のユダヤ金融資本に富が集中する
もし『スシロー』が株式に上場していなければ、全国にチェーン展開するのは難しかったでしょうが、その分「空売り」金融テロ事件も起きません。
金融資本主義の逆の経済は共産主義ではありません。そうではなく、分散経済社会です。
分散経済社会では企業規模をヒト・モノ・カネの三点から小さくします。全国チェーン店より家族経営の個人商店を寿司屋の標準にします。
メガバンクよりローカルな信用金庫を金融のメインにします、上場企業の数を減らし、また企業の規模を現在より小さくします。全国展開をしている企業は都道府県内で展開する規模に縮小。都道府県で展開している企業は市町村内で展開、もしくは個人商店規模に縮小します。
また労働人口からサラリーマンを減らし、個人商店主、自営業者を増やします。
都心や過密地の人口を減らし、地方や過疎地の人口を増やします。
70年代以前の生活がこんな感じだったと思い出す人もいるかもしれません。現在のシャッター街に活気があった時代です。語弊をおそれずに言えば、私が理想とする社会の光景は、ある意味70年代以前の回帰です。
ところで70年代では今より人々は外食せず、自炊していました。
私が『スシロー』事件を最初に知ったとき、反射的に思ったことは、これからは外食や中食を控え、食事は自炊中心にすべきだ、という考えでした。
(つづく)




