既得権マスコミはプロパガンダ醸成装置
初出:令和2年9月21日
「各省に大臣が散って記者会見をやれば、今頃終わっている。延々とここでやるのは、前例主義、既得権、権威主義の最たるもので、さっさとやめたらいい。これを皮切りにいろいろとやっていきたい」
これは河野行政改革担当大臣が初閣議のあとの記者会見で述べた発言です。
閣僚が初閣議のあとに順番に総理大臣官邸で記者会見を行うことについて、自分の記者会見が午前1時すぎから始まったことを踏まえて、河野大臣はこのように述べました。
ここでクイズです。
Q:河野大臣の上記発言をどう思いますか?
A:正しいと思う
B:まちがっていると思う
さて、いかがでしょう。
常識から考えて午前1時すぎの記者会見はひどいと思います。その意味で河野大臣の発言は至極まともですが、ただ「前例主義、既得権、権威主義」という語を持ち出して従来の記者会見の慣習を批判するなら、各省に大臣が散って記者会見をやること以上に、もっとやるべきことがあると思うのです。
私の「富士山回答」はこうです。
C:各省に大臣が散って記者会見をするのでなく、政府はネットで広報発表を行い、質問事項、およびその回答は、チャットでリアルタイムに公表する。なお質問は先着順で規定回数、または規定時間内に行い、一つの媒体は原則一回しか質問できない。
1.記者クラブの存在
民主党政権時代、鳩山首相が最初にやった仕事の一つが記者会見オープン化、すなわち記者クラブの既得権排除だったと思います。
記者会見に参加できるのは、記者クラブに所属している大手マスコミ所属の記者だけですが、この制度を廃止して、すべての媒体が自由に記者会見に参加できるのが記者会見オープン化です。
現在でも記者クラブは存在し、完全なフルオープン化には至ってないようです。ただし鳩山政権以前にくらべるとセミオープン化した、といったところでしょうか。
河野氏は前回の防衛大臣のとき、「イージス・アショア」問題の記者会見の後、外国メディアやフリーランス記者をオフレコ囲み取材から排除しました。
つまりこのとき河野氏は記者クラブの既得権を擁護したのです。記者会見で「既得権」の語を持ち出すなら、まず記者クラブの存在をどうにかしてもらいたいものです。
記者クラブはなぜ存在するのでしょうか。
オフレコ取材に参加できるという特権を彼らに与えるかわりに、政府は彼らにプロパガンダの推進を命じることができます。
2.プロパガンダを推進する組織
マスメディアを支配する組織と政府が癒着すれば、政府はプロパガンダを容易に推進できます。これらの組織の一つが記者クラブと考えられますが、それ以外にも日本のプロパガンダを推進しやすい組織はいくつかあります。
陰謀論的には大手広告代理店、電通が有名でしょうか。テレビの地上波キー局は電通の指令で動きます。
新聞に限定すれば、記者クラブ以上に日本新聞協会がプロパガンダを推進しやすい組織でしょうか。日本の大手新聞社がもれなく日本新聞協会に所属しています。
戦前、日本の大本営発表は嘘のニュースを流して国民を洗脳しました。現代の大手マスコミもまた”大本営発表”ニュースを流している可能性があることを、国民は警戒すべきでしょう。
3.垢バンに負けない平塚氏
ここ最近、国民主権党の”さゆふらっとまうんど”、平塚正幸氏がユーチューブ動画アカウント停止の記録(世界最多?)を更新しているようです。
コロナはただの風邪と豪語し、毎週、渋谷でクラスターフェスとクラスターデモを開催している平塚氏。
アマウント停止、つまり”垢バン”が繰り返されるのは、COVID-19に対する見解がWHOのそれと矛盾するからでしょう。世界中の多くの人々がマスクをして外を歩いています。
何回停止されても新しいアカウントを立ち上げ、平塚氏は活動を継続。
一方、ユーチューブ動画ではアンチ勢の平塚氏に対する批判が盛んです。
はたして平塚氏とアンチのどちらが正しいのでしょうか。
平塚氏のすべての発言、すべての行動を100%支持するわけではありませんが、アンチの勢いがあまりに盛んなので、かえってこうした”平塚つぶし”に裏社会の介在を勘繰ってしまいます。
もし平塚氏の言うように、コロナがただの風邪なら、おそろしいことですが、私たちは戦前同様の”大本営発表”マスコミの時代に生きていることになります。
(つづく)




