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ヒロインだって魔境へ行きます!
「メリア様、時間です」
「わかりました」
イケメン領主様の声。あの後、寝落ちしたんだよな〜。さて、今日はついに魔境への追放日だ〜!楽しみだけど楽しみじゃない。
「意外と、明るいですね」
「まぁ、新しい場所での暮らしなので。私、新しいことへの挑戦が好きなんですよ」
「そうですか………」
あれ、なんだかイケメン領主様の顔が曇った。もしかして、昨日の私の話を聞いて、私に同情を……!?は、ないか。ないない!
魔境への転移陣が見えてきた。一応、学園で魔術の勉強はしていたけど、転移魔術なんか習ってなかったからな……。難しすぎてわからない………。でも、そんな高度な魔術を使えるということは、辺境領にいる魔術師の人たちは、元王宮魔術師とかなのか?
まぁ、今はそれはどうでもよくて。
「それではこの転移陣の中心へ」
「あ、はい」
私が転移陣に足を乗せた瞬間、転移陣が光出した。転移する者の魔力をあらかじめ登録しておいて、その魔力に反応したのかな。
「転移を始めます」
深呼吸。深呼吸。
あ、イケメン領主様が居た堪れない顔をしてる。大丈夫ですよって意味で笑っておこう。
「きゃっ……——!」
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転移陣が急に光出して………。
って、ここどこ〜!?




