199.いててててて……
貧血が悪さしてるんでしょうか、口内炎が比較的出来やすい体質みたいなんです。びっくりするほど頻繁に出来る訳じゃないんですが、あれって出来ちゃうとどうしてあんなに痛いんでしょう。
前々回のお話からちょっと続いてしまいます。定期血液検査の結果をお話ししたんですが、その中で御馴染みのヘモグロビン(Hb)とヘマトクリット(Ht、Hct)、そして赤血球数(RBC)あたりの値がちょいと低めだったり致します。でも、立ち上がった時に眩暈がするとか朝起きにくいとかそう言う貧血の自覚症状は全く無いので先生曰く……
「ま、そう言う体質なんでしょ。これ以上悪くならなきゃ気にする必要ないでしょうねぇ」
との事で、私もそうなんだろうなって事で納得してたりなんかします。ただ、これが貧血の自覚症状なのかどうかは分からないんですが、ちょっとだけ『口内炎』ができやすかったりするんですよ。ホントにまれなんだそうですが貧血などが原因で繰り返し口内炎が起こることがあるんだそうでして……と言うか、私、食べ物を噛むのが下手で噛んでる最中に口の中やら舌やら噛んじゃう事が結構有って、それが原因で口内炎に発展する事が多いのかなぁ。そして、若い頃は直ぐに治ったんですが歳を重ねた今、新陳代謝力が落ちてるんでしょうか、中々治らないんですよね。
それは肌についた傷も同じで、痒みを感じてつい掻き毟ってしまった結果出来た傷が三カ月くらい消えなかったりなんかするんですよね。どうした物でしょうか……。
傷の直りを早くするには十分なエネルギーとたんぱく質に加えて、傷の修復に必要な栄養素を摂ることが大切なんです。そんな事は言われなくても知ってるって反論されそうですが、じゃぁ具体的にどんなものが良いのさって言われると、中々出て来ませんよね。基本的に欲しい栄養素は蛋白質、ビタミンC・A・B群、亜鉛、鉄分なんかが有効なんだそうで、口内炎に限定すると口内炎は粘膜の傷なので、ビタミンB2・B6・葉酸・鉄・亜鉛が不足すると治りが遅くなることがあるんですって。
蛋白質は肉、魚、卵、大豆製品、乳製品。ビタミンCはキウイ、苺、蜜柑、ブロッコリー、パプリカ。ビタミンAは人参、南瓜、ほうれん草、レバー。ビタミンB群は豚肉、納豆、卵、玄米、きのこ類。亜鉛は牡蠣、牛肉、豚肉、チーズ、ナッツ類。鉄分は赤身肉、レバー、あさり、小松菜。なんかが良いそうです。ちょっと重複してますが、この材料から簡単に作れてお手軽な料理を連想すると……『親子丼』かい?
親子丼の場合、卵がほぼ反則技で列挙した栄養素の殆どをこれ一個で補えてしまうじゃんって思うんですが如何なもんでしょうか。お味も染みる様な刺激も無いので傷口に触れて痛む事も無いし柔らかい物だから多少傷口擦ってもそれ程痛く無さそうだから口内炎の特効薬は親子丼って言う事で良いような気がするんですが如何なもんでしょうか。
私はベジタリアンだという方には『ブロッコリーとパプリカの温サラダ』なんか良いかも知れませんね。ただ、蛋白質が足りないので日本人でありますよと言う方はサラダプラス納豆ご飯とか頂けば完璧なんじゃないかしら。納豆嫌いと言う場合はお味噌汁を頂くとかすれば蛋白質問題はクリアできるんじゃないかしら。
最近は口内炎の傷口に直接貼り付ける『パッチ』が有って、それがかなり効くんですよね。違和感も無いですし意外と剥がれ難いし、これ貼ってると傷口に食べ物や飲み物が触れないからちょっと刺激的な物を頂いても気にならないし、ビールくらいなら普通にごくごくと飲めてしまいますよ。アルコールは傷の治りを遅くするそうなので飲まないに越したことは無いんですが、夏場の暑さが到来すると私の場合これ無しで過ごす事はほぼ不可能、シャワー後に350ml缶を一気するあの爽快感を体験しないと一日が終わりません。ルパン三世だって、カリオストロの城で負傷した時にワインをフィアスコからがぶ飲みしてたじゃない。ルパン曰く『24時間あればジェット機だって治る』……ですよね。ま、飲みすぎない程度にという事で良いのかなぁ。
——鉄分不足してるならフライパンでも舐めてみたら
と、言うギャグを昔はたまに聞く事が有ったんですが、最近は全く耳にしませんね。最近のフライパンの表面はフッ素樹脂コーティングされてんじゃい。直接舐めたって鉄分なんか口の中に入って来ないわね。鉄分を補給するなら主流は『鉄剤』、そしてそれに使われてる鉄は『硫酸鉄』、『フマル酸第一鉄』、『クエン酸第一鉄ナトリウム』と言った水に溶けやすい成分の鉄なのに対してフライパンの鉄は『金属鉄』で水に溶けにくいからコーティングされてないフライパンでもあまり意味がなくて、それを使って料理すれば料理に含まれる鉄分は微増するものの体に影響を与える程の増え方はしないというのが一般的な考え方なんだそうです。フライパンで鉄不足を解消して貧血も直してしまえ何てことは不可能なので考えない様にしましょうね。
口内炎予防策としてはやっぱりバランスよく栄養素を体に取り込んで代謝を活性化するのが一番なのかも知れませんね。落ちた代謝でもお尻叩けばそれなりに頑張ってくれるかも知れません。それに期待して何でも躊躇せず頂きましょうね。このお話を書いてる間に梅雨が明けてしまいました、夏バテ防止にもなりますからばくばく食べて元気に暑さも乗り切りましょう。




