↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
180/212

179.牛より豚が好きな訳

お肉と言えば私の生まれ故郷青森では『豚肉』を意味します。牛幾を本格的に食べるようになったのは埼玉に来てからなんですがそれでもやっぱり私は豚さんが好きかなぁ。

 思うんですよ、ここ最近、お肉と言うと鶏肉しか食べてない気がするんです。なんだかコンビニ飯が主食になりつつ有る昨今、自炊しても買っても食費があんまり変わらないって感じるのは買い物が下手なだけなのでしょうか。一度家計を厳密に計算してみないといけませんねって、こう言うどんぶり勘定が根本的な問題である事は分かってるんですけど性格は中々変えられないものです。


 で、コンビニで扱ってるお弁当・ホットスナック等々に使われてるお肉って圧倒的に『鶏肉』が多い様に感じます。なんでそうなるか、要するに調理方法の問題なんじゃないかしら?煮る・焼くよりは『揚げる』って言うのが効率的で量産出来るから、特に店内調理を売りにしているお店にはありがたい調理方法なのでしょう。しかも鶏の唐揚って美味しいしビール買ったらついでに買いたくなるし、宗教上の問題もほぼ無いし、『ローソン』様のまちかど厨房で扱ってる唐揚マヨおにぎり大好きだし、しかも煙やにおいも比較的気にする必要がないから近所迷惑にもなりませんしね。まぁ、店内でもうもうと煙をあげながら焼鳥焼いてる一部の『ニューヤマザキデイリーストア』様とか期間限定ですが『セイコーマート』様とかは店内にはいると、立ち飲み屋って思えるそうです。おおお、一度行ってみたい。


 しかしながら、人は鶏肉のみに生きるにあらず、牛肉だって豚肉だって猪だって食べくなるのですが、私が一番好きなのはやっぱ豚肉なんですよ。特にロースが良いのですよ。豚肉の旨味って脂だと思いません?赤身の部分と脂の部分をぼぼ同比率でかじった時の『もち・じゃく・じゅわん』な食感と口いっぱいに広がる脂と赤身の風味とコクが混ざり合ったあの味が何とも言えなくて良いのですよ。一方、牛肉の場合、脂が何だかしつこすぎる気がして、確かに豚より味が濃いと思うんですが、豚は極端な話、塩胡椒だけで食べられるんですが牛は何かしらのソースが無いとあの口の中に長く留まるしつこさを払拭出来ない気がします。生まれ育ちが青森で、そこでは肉と言うと豚を表す環境でしたから土地柄の舌が形成されて私だけがそう思ってるだけの可能性も有りますけどね。


 人間が牛を飼い始めたのはおよそ紀元前8,000〜7,000年ごろなんですって。もともとは肉や労働力目的で飼育されたんですが、時が経つとそこから乳を搾る文化(酪農)が生まれ牛は肉より乳を飲むと言うのが主流になって行きました。かたや豚が家畜化された時期は約 9,000〜10,000年前。雑食で人間の残飯を食べてくれて成長が早く、繁殖力が高くて群れ管理が比較的楽だったと言うのがその理由。つまり、牛と豚を比較すると豚の方が人間との付き合いが長い訳ですよ。しかも最初からお肉食べるのが目的でしたからローマ時代や中国王朝時代には太りやすくて人に慣れやすくて脂が多くなる様に品種改良が始まっての今に至っている訳で、牛の品種改良は牛乳の量を増やす方向に行ったので、食べて美味しいって路線はあまり考えられなかったみたいですね。豚さんにはちょっと酷な事をしてしまった人間ですが、その分心から感謝を込めてこれからも頂いて参りたいと思います。何しろ命を頂くんですもの、並大抵の感謝じゃ済みませんよね。


 ただ、青森から埼玉に出て来て初めて食べた『吉牛』は衝撃的でした、世の中にこんな美味しいものが有るんだ、世の中広いって本気で感動してしまいました。で、2004年2月11日BSE(牛海綿状脳症/狂牛病)問題の影響で牛丼の販売を中止した時に代替えで販売した『豚丼』美味しくなかったなぁ……お肉パサパサで牛丼と全然違うんだもん、ある程度期待してたからとんでもなく落胆してしまいました。牛丼が再販されたのはそこから2年7カ月後、並びましたよお店に。後にも先にも食べ物屋さんに並んだのはこれ一回こっきりで、行列店には近づかないという信念に今でも揺るぎは有りません。


 豚肉のお味ってある意味人間の記憶に刻み込まれてDNAレベルで染み込んでるものなのかも知れません。何しろ12,000年食べ続けてるんですからいい加減主食扱いしてもいいんじゃないかしら?イスラム教とユダヤ教の皆様は宗教上の理由で禁止されててそれは仕方のないことだとは思いますが、私はちゃんと歯応えが有ってちょっとあっさりめの豚肉の方が、脂がこれでもかってくらい溢れまくって噛まなくても溶けて行く霜降り牛肉よりも遥かに好きだと断言出来ます。それにビタミンB群が豊富だから疲れた時に食べるなら圧倒的に豚肉じゃありませんか。疲労蓄積時代の今を生き抜くには豚さんと手を携えて二人三脚(?)するしかありません。豚さんは人が生きる希望であり良き仲間なのです。


 宮崎駿監督作品でNHKで放送されて大絶賛された『未来少年コナン』に出て来るコナンの親友『ジムシー』が飼ってた豚の名前が『うまそう』でしたねぇ……でも彼はうまそうに情が移っちゃって簡単に食べられなくなるんですがこの辺は微妙な問題で同じような問題を取り上げた映画『ブタがいた教室』も公開されてます。いずれにしても命を頂くことには心からの感謝と謝罪とあなたと一緒に生きていきまって言う姿勢が必要だと思いますので、私は豚さんに感謝しながらこれかも愛と感謝を捧げ続けて参ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。